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本当の仕事 自分に嘘をつかない生き方・働き方
榎本 英剛著 日本能率協会マネジメントセンター

こちらも新井さんのAlibraryで選んでもらった一冊。
超一流は...と違って、こちらは苦しまずに(苦笑)読み終えることができた。
「仕事とは自らの存在意義を探求し、それを表現すること」という仕事の定義は何となくもやもやしていた仕事に対する感覚を言語として定義してもらえた気がして、非常に共感できた。そして、存在意義は固定されたものでなく、常に進化していく(進化させていく)もの、という部分もその通りだと思う。
15年前に初稿が書かれたとあとがきにあったが、せめて5年前に出してもらって、そのタイミングで手に取れていたら良かったのに、と思うと同時に、今だから理解できる内容なのかもしれないとも思った。

本書には合わせて8つのワークが提示されている。本当はこれをやりながら読み進めるのが良いのかもしれないと思ったが、ワークは今度の出張でゆっくりやろうと思って、後回しのままにしてある。でも、それぞれのワークに取り組むのが実は少し楽しみでもある。

幾つかキーワードに触れると
天職創造
自分に合わせた仕事を自分で創るということ。僕の最初の躓きはここだったんだと思う。これまでのキャリアを活かしてこうすべき、という手法では企業運営はままならなかった。せっかく独立したのに何故、苦しい仕事をしなければならなかったのか、今のように自分を自由な場所に置けなかったのはどうしてなのか、誰にも聞けないまま一人で考えていた時期のことを思い出した。もう泣かないけど(笑)
タクシー・ジョブ
軽いノリだけど、次のポートフォリオ・キャリア同様、非常に重要な考え方だと思う。
ポートフォリオ・キャリア
僕が自分を今の状況に置けるようになったのは、まさにこの考え方。これ、どこで見つけたのかは思い出せないのだけれど、誰かの書いたり言ったりしたことを読んだことを、自分に当てはめたらどうなのかと考えて今の会社を作った時に導入(一人だけど・笑)した仕組み。
神のビジネス、について
これは...まさにBrues Brothers!(笑)。でも、著者も書いているが、便宜上の呼び方として神様に当たるような大いなる存在は僕もあると思う。そうとしか思えない体験も幾つかしているので。We are mesia from God.だ!
give upがGIVEとUPな件
GIVE(与える)、UP(上)、つまり上に与える。上はというと、それは天命のことだと。そして、上に与えるの真意は諦めて天に任せるのではなく、人事を尽くしたうえで、自分が結果をコントロールすることを諦めることなのではないかと書いてあった。思い出したのはGood Luckの話。Luck自体にはGoodもBadも無く、ただのきっかけのようなもの、自分がGoodなものにできるよう努力をしてこちらも天命を待つんだな。いずれにしても、尽きつめてやり切ると結果はついてくるということ。
この辺りが引っかかりどころ。

ワーク楽しみ。

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