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新しい神の国
古田 博司著 ちくま新書

Amazonの買う物リストのずっと奥に書かれていた本。
何故リストに入れてあったかを過去のメールから探したところ、勝谷さんのメールマガジンで勧められていた本だったから、みたいだった。

2008年の書籍紹介で、2007年の本(笑)

少し古いが、今の自分の状況を非常に分かりやすく説明してもらえた感じがして、古さは少しも感じなかった。

中国の人達(と韓国の人達)がどうしてそうなってしまうのか、我々日本人はどう考えがちなのか、その結果としてどういうことが起こりがちかということが多くの事例に基づいて説明されていたのが良かった。まさに今、自分の身近なところで起っているそれ(苦笑)に新しい視点を追加できたと思う。
そういう視点で見ると、現地や行き帰りの飛行機、高速バスと必ず居るそういう人達に対して、イラッとしたり腹立たしい思いではなく、失礼ながら観察対象として非常に興味深く拝見させていただくことができるようになった。
まずは観察から。

それから、左回りと右回りの思考とそれぞれを煽り、浸透させた手法なども多くの例を示しながら丁寧に解説されていたところが勉強になった。

なぜ「新しい神の国」なのかはちょっと大げさかと思ったし、題名と期待していた内容が僕にとっては良い意味で違っていたので読んでよかった。

蛇足ながら、この本はあとがきまで面白いので、もし読むならば最後まで読むほうが良いです。

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