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結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる
藤由 達藏著 青春出版社

妻が選んで買ってきた本。
こういうすぐやる系の本は大抵書いてあることが同じように感じるのはその類いの本をそれほど読んでないからなのか、それとも、そういうものなのか、僕には分からないけど、これまで読んだ本の良いとこ取り、格好良く言い換えるならエッセンスが詰まった一冊。
しかもそれが簡単に書いてあって、すぐ読める。

最近、この本のようにすぐ読めるビジネス本を何冊か読んで分かったのだけど、すぐ読めることは必ずしも悪いことではなく、つまり「すぐ実践できる」に近いのではないかということ。
当たり前だけど、本は、もちろん読まないよりも読んだほうが絶対良いんだけど、読むだけでは勿体無くて、良いと思ったところを自分の中に取り入れていけると数倍以上の価値に変えられるんじゃないかって気がしてる。
まぁ、こうして駄文でもアウトプットしていると、文章の練習にきっとなる、なってほしい、是非...切実に...もとい、アウトプットすることで自分の考えが整理できたり、本から得た知識を取り込みやすくなったりするのではないかと思う。

話がそれたけど、この本はとにかく簡単に読めることと、いろいろな本に書いてある簡単に実践できそうな良いことがギュッと詰まっているところが良かった。
一番良かったのは「気分」にフォーカスしている点。
やろうと思ったのになぜ出来ないのか。それは「気分」がのっていないから、そういう「気分」ではないから...etc.
じゃあ、そういう気分をこう変えてみましょう。という例も複数上がっていて、取り敢えずやってみて、どれか自分に合うものを選んで続けると良さそう。

それと、「視座」って単語が出てくるのだけれど、僕はこれを、昔、空の写真を撮っていた時に実感した。
自分の周りに起こる全ての物事は、自分にとって常にフラットな状態で、自分の立ち位置や視点によって変化する、って。
カメラを構えている僕の先に、ビルがあって、雲があって空があるとしたら、その構図、ビルと雲と空の配置は、自分が動くことで常に変わるってことに気がついたから。
なーんだ、それと同じじゃんって思った。
自分の視座を意識できたら、色々なことが自分でコントロールできると思う。

取り敢えず、この本に書いてあるとおり、10秒位でできることをやるのは賛成。
そう、無駄な行動なんて一つもない。

- memo -
  • 黄色い蝶の話
  • Luckと未来の可能性について

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