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子供の頃、勉強が嫌いだった。
本は好きだったけど、勉強は嫌だったなぁ。
ムスメを見ていて本当に感心する。

就職したら勉強は終わると思っていたのに、終わらないどころか、もっと勉強しなければならなかった。
しかも誰かが正解を教えてくれるわけでもなく、むしろ、そんなものどこにも見いだせない、いつまでやったら終わるのかも分からない、そんな勉強。

あー、思い返すと、大人になっても勉強は嫌いだった。
しばらく嫌いだった。
やらなくて済むなら、やりたくなかった。

今は、結構好き。勉強が楽しい。
いつからだろう?
きっと食べるのに困ってどうしようも無くなりそうだったあの頃からかも知れない。
あの時は辛かった(笑)
とても厳しい案件の手仕舞いをしてた。
次に何をしたら良いのか分からなかったから、声をかけてくれた全く別の業界の仕事を手伝うことになった。
その時だな。かなり頑張って勉強して、なんとなく勉強するというのがどういうことなのかを理解して、楽しくできるようになったのは。

勉強は楽しい。分からないことが分かるということがこんなに面白いことだったとは想像していなかった。
遊びと一緒だ。最初は思う通りにいかなくても、やり方が分かって出来るようになってくると楽しい。

少し前から仕事絡みで新しい勉強を始めた。
そのことに関する本(結構分厚く、しかも高い)を5冊くらい読んで、ネットで資料を読み漁って。
アウトプットしなければいけないので、締切に追われてちょっと辛い時間が続くこともあるのだけど、でも、それを終えると楽しい。
まだまだしばらくこのルーティーンは続きそうなのだけれど、それも楽しみ。
終えたらどんな世界が広がるのか、今は思いつかないのだけれど。

勉強が楽しくなかった理由を考えてみるのだけれど、子供の頃にやっていた、正解探しの勉強はあまり面白くなかったのかと思った。
誰かにやらされているから、という理由かと思っていたけど、きっと正解を出さないといけなかったから、の方が近い気がする。

もちろん、公式や理論の核になることは決まっていたりするのかもしれないし、基礎が出来ていないと今やっているような応用編は大変なのかもしれないけど、でも、どこかに必ず有る正解を導き出すためにする勉強は好きになれないのだと思う。

正解はなくて大丈夫。
インプットとアウトプットを繰り返して、これまで知らなかった知識を得、分からなかった考えが理解できるようになり、その先を少し想像できるようになる、そんな勉強が好き。
そう思えるようになってから勉強は楽しくなってきた。
今は、小学校5年生の算数や理科、社会も楽しい(笑)大人も知らないことが沢山あるんだなと思うし、5年生にはそうやって教えるのかということも勉強になる。

あ、書いてて思い出したけど、パソコンを買うのを失敗するのも勉強だ。だ(絶対!)

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