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喜びの便りという件名のメールがいきなり送られてきた。
送り主は聖書を神の御言葉だと信じるある天文学者とのこと。なんでもこの天文学者は、ビッグバンは神の御業と信じるに足る十分な根拠を持っているらしく、現代の天文物理学とキリスト教は大きな輪郭で一致する(原文ママ)ということを僕に知らせたかったらしい。
また、仏教の宇宙の起源に関する言及は現代の物理学とはかけ離れていること。ヒンズー教も仏教と同じで、儒教は論外。イスラム教は宇宙の創造に言及していないと、どれも神話的な面を抜け出せずにいる(原文ママ)と論じている。
聖書の宇宙創造初日の記録とビッグバンの光のような相対論的粒子で満たされた瞬間が正確に一致するんだって。
で、その後は延々と聖書の記述とこの天文学者なりの解釈が続くんだけど、子供の頃に読んだカール・セーガンの「コンタクト」に出くる頑固な宗教者を思い出した。キリスト教の強さはこういうところにあるのかもしれないね。というか、自分たちの正当性を、他の宗教を貶めることで高める、という戦略は僕にはちょっと受け入れ難いのだけど…
でも、最後はプロテスタントの教会に行けと書いてあったので、残念ながら(?)怪しい宗教ではなかったものの、プロテスタントの人々は進んでいるのかモラルが低いのか良く分からない状況。今日日、宗教もメール活用をしているのだなということは良く分かった。
皆さんはネットで宗教勧誘を受けたことがありますか?というか、ネットで信者なんて増えるものなのだろうか?ネットで勧誘されたらちょっとやってみるか宗教…ってなることはないと思うんだけど。そこのところどうなの?神様。

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