20211027_次に出したい写真集について
路地の写真もだけど、これまで撮ってきた写真をまとめて見てもらうようにしたいと思ってる。 次は空の写真。 これは、物凄く沢山あるんだよね。 月別の空だけで1冊作れるくらいあるはず。 あとはどうやってまとめるかってことと、1冊に何枚取り込むかってことを決めるだけなんだけど、その前にどんな写真がどれくらいあるのか...
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路地の写真もだけど、これまで撮ってきた写真をまとめて見てもらうようにしたいと思ってる。 次は空の写真。 これは、物凄く沢山あるんだよね。 月別の空だけで1冊作れるくらいあるはず。 あとはどうやってまとめるかってことと、1冊に何枚取り込むかってことを決めるだけなんだけど、その前にどんな写真がどれくらいあるのか...
夕飯の買い物に出たとき、北側の空に大きな雲がでていて、ところどころチカチカ光ってる。 雷だったよ。 すぐに家に戻ってカメラと三脚を。 で、屋上に上がって光ってる雲を露出と露光を変えて10枚くらい撮ってみる。 で、一番うまく撮れたのがこちら(苦笑) なんというか、難しいね。知識なしには。 本を見たらF10で2...
この辺りの路地は感じが似てるから分かりにくいんだ。 男はそう言って先を歩く。 なぜ後ろを歩いているのか考えていると、気付いたら前を歩いているのは俺だった。 はぐれないように気をつけろ、そう後ろに声をかける。 (本文と写真は関係ありません)
バス停から2つ角を曲がると大通りのすぐ側とは思えない静かな路地に入る。 あの頃、毎晩手をつないで歩いた道。路地も夜もずっと続けばいいのにと思ってた。 昼過ぎに一人で歩く路地は思っていたよりずっと短かった。 (本文と写真は関係ありません)
両側に小さな飲み屋が連なる路地の突き当りに祖父の家はあった。子供の頃遊びに行った当時はまだ店をやっていた気がする。 今新しく建て直された家には知らない家族が住んでいる。 飲み屋街の突き当りにある普通の家。 (本文と写真は関係ありません)
「路地裏の店」で飲んだ。 入口は大通りで路地には面してないのに。 レジの奥に飾られた写真の路地に、同じ入口が写っていた。 店主に尋ねると、たった数年の出来事らしい。 そうか、路地も生まれては消えていくんだな。 (本文と写真は関係ありません)
三木市という兵庫県は神戸市の隣りにある場所へ出張撮影中。 鋏屋さんの工場撮影のお仕事、というか、サイト制作ついでの撮影。 あくまでもサイト制作がメインですが(笑) 製造工程ごとに動画や写真を撮らせてもらったんだけど、工業用の大きな機械を間近で見られるのはなかなかないので貴重な体験をさせてもらいました。 メカ...
路地っていうより階段だよね。そう言いながら彼女は数段先を上る 。僕は息切れでうまく返事ができず、不格好に彼女を見上げて笑うのがやっとだった。 そういえばどこまで上るのか聞いてなかった。階段はまだ続いてる。 (本文と写真は関係ありません)
旅館のデータは無くしてしまったけど、こっちはちゃんと撮ってきた。 思っていたより神聖な感じじゃなくて、どちらかと言うと冒険な印象が強かった。 やっぱり行ってみないと分からないことってまだまだあるなと思えて、それは良かった。 また行くかと言われたらちょっと考えるけど(苦笑) あとこれ、撮ってるときも楽しかった...
ここはさっき右に曲がった路地だ。 何故だろう。左に曲がってもまた同じ場所に戻ってしまう。 何度も繰り返して疲れた僕は、突き当りに建っている家の門をくぐった。 残念なことに…その奥にはまた門が建っていた。 (本文と写真は関係ありません)
長い間、その路地の一部だった店が閉店になった。 当たり前のように通っていた場所が、まるで違う風景…にはならず、今日も僕はその前を通り過ぎる。 美味しいメンチカツ…残念だけど、何年も食べてなかった。 (本文と写真は関係ありません)
行き止まりかと思ったその路地の先には右に入る細い道が続いていた。 生け垣越しに、隣家のテレビの音がする。 母が子供の頃に住んでいた家はもう無くなっていたけれど、当時遊んでいた路地はそんなふうに残っていた。 (本文と写真は関係ありません)
路地の両脇に生える樹に挟まれて、空は川のようだと言う。時々白く見えるのは泡のような雲。 娘の手を引きながら散歩した夏の日のこと。 「お母さんには内緒だよ」 アイスを食べながら、ぶらぶらと楽しい帰り道だった。 (本文と写真は関係ありません)
先週通りがかったその路地は、数年前に上海で歩いた路地と同じ色だった。 懐かしいその色は、曖昧になっていた当時の記憶を呼び戻し、匂いや音まで思い出させる。 もう二度と戻れないその場所。 時間は街も人も変える。 (本文と写真は関係ありません)
タクシーに乗ってその路地を目指す。 運転手さんに「そこの出口あたりでおろしてください」と伝えると 「お客さん、その路地には入口しか無いんですよ」という返事。 そんな恐ろしい路地へ飲みに行くことになるなんて。 (本文と写真は関係ありません)
路地から大通りに出てきた老人は眩しそうに空を見上げ、ため息をついた。 気になって通りがかりに覗くと真夏の日差しが届かないほど暗い。 目を凝らしていると、そこは口、という声。 そうか、彼は口から出てきたんだ。 (本文と写真は関係ありません)
路地をいくつか曲がると前を歩く男が言った。 この先は是非お一人でどうぞ。 僕は少し混乱しながら男を追い越した。 しばらくすると僕の後ろをついてくる足音が聞こえた。 ああ、そういうことか。 僕はゆっくり振り返る。 (本文と写真は関係ありません)
路地の入口に建っているレストランは食事を出さない。 代わりに店主が「これ」と決めた食材を売ってる。 理由は簡単で、良い食材にはシンプルな味付け以外必要ないから。 誰も入らないドアから毎日食材だけが出ていく。 (本文と写真は関係ありません)
その路地の突き当りには、この世のものとは思えない素晴らしい食事を振る舞うレストランがある。 料理を食べるとこの世に思い残すことはなくなってしまうほど。 ただ、その店から人が出てくるところを見た者は居ない。 (本文と写真は関係ありません)
路地の突き当りには懐かしく感じるのに、見たこともない様な窓があった。 窓に気を取られていると磨硝子の向こうに人影が見えた。 影は真っ直ぐこちらを見る。 一瞬目が合ったような気がした僕は驚いてその場を離れた。 (本文と写真は関係ありません)