BLOG

ブログ

勉強が嫌いな子供だった。
何故勉強するのか分からなかったし、今している勉強が将来何の役に立つのかイメージできなかった。
大人に聞いたことがあったはか覚えていないけど、周りにいた大人達、少なくとも両親には聞いても答えが得られそうな空気はなかった。
勉強するのは、自分が勉強してないせいで苦労しているから、そういう苦労をしないためにという、どちらかと言うとネガティブなイメージを刷り込まれていたせいもあるかな。
勉強して良い学校に行き、良い会社に就職して、良い社員になって一生働くのがまっとうな人間の生き方だと。
ただ、ありがたかったのは、子供が興味を持てば勉強(だと大人が思うこと)についてはお金を出してもらえたこと。
本を読むのが好きになってきた小学校2年生以降、毎週本屋に連れて行ってくれてその週に読む本を買ってもらえた。
けど、それでも勉強は好きになれなかったなぁ。
最初の大学入試を失敗して予備校に通ったときに出会った日本史の先生の授業がとても面白くて、成績も良くなったって経験はしたけど、まぁ、その程度だった。
学生時代にやってた勉強はたいていそんな感じ。
勉強が楽しくなってきたのは40歳過ぎからかなぁ。
今は知らないことを知るのが楽しいし、直接仕事や生活に役立たなくても、それが自分人生の幅を広げることに役立つことや、仕事の選択をするときに有用なことを理解できたから積極的に取り組もうと思っている。
けど、それが理解できるまでにどれほどの時間がかかったか…
結局、自分で勉強が必要だって思わないとやっぱりやらなかったなってことを経験ができたので、ムスメには勉強しろって言ってない。
ムスメは僕が子供の頃より遥かに勉強をしているし、その成果も出せていると思うけど、嫌な勉強もあるみたいで、その科目を勉強することに意義が見いだせないでいるみたい。
あー、そういうことについて話し合ってみるのは良いかもしれないな。
今度聞いてみよう。
その時代ごとに勉強の意義が違って見えて面白いかも。

関連記事一覧