20190728_土用の丑の日だから
昨日は、土曜の丑年ってことで、Jeffさんのところで買った鰻!
…じゃなくて、海鞘パーティー(笑)しかも5人中2人は海鞘食べられないっていう(苦笑)
海鞘苦手な人が多いということが改めて分かりました。いや、知ってたけど。海鞘は好きじゃないって言う人に聞くと、以前食べたときに美味しくなかったと言うんだけど、苦すぎとか臭すぎとか。多分なんだけど、それは新鮮でないというか、弱った海鞘を食べちゃったんじゃないかって思うんだよね。
東京で海鞘を買う場合、新鮮って先入観があるから、多くは剥かれていないそのままの形の海鞘が選ばれてるんじゃないかと思うんだけど、海鞘って結構弱っちくて、海から揚げられて時間が経つと元気なくなっちゃうんだよね。よく殻付きの海鞘をその場で捌くから新鮮って書かれてるのを目にするんだけど、僕はそれ、どうかと思っていて、むしろ海から揚げたらすぐ捌いちゃったほうが新鮮じゃないのって考えてる。
根拠は、数年前にカジワラ先生という大学で海鞘を研究している先生から聞いた、海鞘は冷凍しても食味が変わらないって話。つまり、海から揚げたてをすぐに捌いて冷凍すれば、解凍した海鞘はめちゃ新鮮って流れ。
僕が買ってる海鞘は歌津の漁師、チバさんが育ててる。春は牡蠣、夏は海鞘って感じ。養殖されてる湾は近くを流れる川からだと思われる真水の湧水があるちょっと変わった場所で、甘め(?)の海水が特徴。で、チバさんは水揚げした海鞘をすぐに捌いて、湾のろ過海水と一緒に急冷凍してる。
出荷できる大きさになるまで3年かかるから、今回のは2016年に生まれた海鞘ってことになるね。以前船に乗せてもらったことがあって、そのときロープから採ってすぐの1年目の稚海鞘を食べさせてもらったことがあるのだけど、本当に小さかったからなぁ。めっちゃ美味しかったけど。
前置きが長くなったけど、海鞘パーティー、ほぼ刺身だけ(笑)食べられない人用にバターソテーを少し…って、本文少ない(苦笑)バターは日本酒じゃなくても楽しめるからいいね。海鞘料理はレパートリーが増やせず苦戦中だから(どうしてもそのまま食べちゃうため)、毎回一つくらいずつレパートリーを増やすチャレンジをって思ってる。因みに去年は蒸し、その前はバーベキューで焼き海鞘…って、ほとんど調理してないね。次の分では海鞘ご飯を炊いてみよう。
あ、でも、今日はうなぎ食べよっと(笑)