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ろっくがつ、むいかに、あめがざーざー降ってきて。
ひびの入った三角定規が似合うような雨の中、ムスメの修学旅行の見送りにカミさんと一緒に行く。
小さな頃から好奇心が強く(子供は普通か)、親も巻き込んで楽しいことを沢山見つけてきたムスメ。今回も何を修学してくるか楽しみ。
そう、文章を話し始めた頃、ムスメが一日に何度も話していた言葉がコレ。
おかーしゃーん(あるいは、おとしゃーん)、こぇ、なんだこぇ。疑問形じゃなくて言い切りの発音だったけどこれが可愛くて(親馬鹿)、これはね、犬だよ、とか、これはバスだよ、車、自転車、お花、葉っぱとか…あー、書きながらだんだん思い出してきたけど、我が家は彼女が外に出られるようになってから、比較的すぐに、抱っこ紐でつれて歩くか、歩けるようになってからは歩いて出かけてたから、道々で、こぇなんだこぇ、をやりながら移動してたな。あれは良い時間だった。
物の名前を教えるときに赤ちゃん言葉はほとんど使わなかった。お花きれいだね、くらいは言ってたけど、ブーブー、ワンワンは極力避けていた。本も検閲してたからね(笑)。だから、彼女が知っているワンワンはあの着ぐるみだけ。
本人がきちんと発音できないことは直したりしなかったし、むしろそれは愛すべきムスメ語として大事にしてたけれど、親は普通の言葉で話しかけてた。何でかな、子供扱いしたくなかったのかな。
こぇなんだこぇと言わなくなってからもなんだこぇ精神は健在で、おかげで大人もいろいろな物を見てなんだこぇと考える癖付けの一部にもなった気がする。
あー、可愛かったなぁ。今も可愛いけど。

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