20210821_お客さんとエンジニアの打ち合わせであるあるだと思ったこと
誰が悪いってわけじゃないんだけど、打ち合わせをしていてなるほどなって思ったことがあったのでメモ。
…というより、これ、目の前で何度も繰り返されてきたことで、むしろ今回もそのループの一つってことだな。具体的にどういう事が起こっているのか、当事者だけど第三者目線で気がついたって感じ。
どういうことだったかと言うと、
・お客さんは実現したい機能について話し、裏側でどういう事が起こるのかということを理解できないまま。
・エンジニアは技術的な説明ばかりしてお客さんが実現したいことがどう実現できるのかを説明できない。
両者納得できないままなんとなく開発がスタート…
って、これじゃダメだよね。
当然、α版レビューの段階(それがあるだけまだマシ)で修正が多発し、予算、納期に大きな影響を及ぼす。
まぁ、起こるべくして起こるよね。お互い話を聞いてないんだもの。ミスコミュニケーションどころじゃない。というか、それ以前の話じゃないの?
分からないところを分からないまま進めちゃダメだし、相手が求めてる説明をしないまま進めるのもダメ。
で、合意しないまま開発始めない。
頭で考えれば当たり前なんだけど、それやらないままスタートっていうのが多すぎ(苦笑)
今の時点でどういう回避策があるかってはっきりとは分からないながら、最低限これをしようっていうのは、
・お客さんに対しては実現したい機能、というより、実現したいことは
何かってことをとにかく深堀りする
・お客さんがやりたいことに合わせた仕組みを考える
・その時点で予算は考えない(予算に合わせた仕組みを実装するとか利益が薄くても頑張るとかはなし)
・仕組みの目処がついたら、本当に実装しなければいけない機能の顕在化と、それが実装されるとどういうアウトプットが得られるのか、そして、それは現状をどう変えられるのかという3点を説明、確認、合意する
の3つかな。
さて、資料作るか(苦笑)