20180827_旅先で蕁麻疹にやられる
おとなしく寝たはずなのに。
晩御飯はホテル近くのスーパーでイカとホッケ、サンマとタコの刺身を買って、日本酒を飲んで寝たはずなのに。
夜中突然吐き気がして、目が覚めた。吐き気自体は大したことがなかったのだけど、コップで水を飲んだ途端、猛烈な疼痛。首の後ろから始まって、顔の横、脇、尻、腰、股、背中、頭、全身にかゆみと皮膚が膨れてる感触。取り敢えず頭から水を浴び、身体を掻かないように自制。動悸が激しくなってきて、舌も腫れてきた。これはちょっとまずいなと思ってフロントに電話をし、救急車を呼んでもらう。
静かに横になり、服を着る。落ち着いてきたのか麻痺してきたのか、身体はかゆいというより痺れ、長時間正座をした後のあの痺れた感覚。
顔が腫れてるせいか、目を閉じているのが楽。寝ちゃうかなと思ったら遠くから救急車のサイレンの音が聞こえたので起き上がって財布と電話を持ち、鏡で顔を見る。案の定、見たこともない僕が居て、あまりの酷さに笑った。あー、写真撮っておけば良かった。息苦しくて笑うのがやっとだったよ(苦笑)
救急車が着いたようで、隊員の人たちが、ホテルの係りにつれられて部屋まで来てくれる。
歩けますかといわれたので大丈夫ですと応えてエレベーターに乗り込む。
不思議なもので、息苦しいのは変わらないけれど、この時点で痒みは大分落ち着いてきていたんだよね。救急車呼んじゃって良かったのかなぁ、って思ってた。
どこそこの病院に行きますと言われたけどそれがどこなのかはまるで分からないのでお願いします、しか言えないよね。なんだかそれも可笑しかった。
病院に着くと待合室に通されて二人くらい待たされた。その間も目を閉じると楽なので目を閉じてると眠りそうになる。順番が来て診察。血圧を計ってもらったのだけど、上が109下が68って、カミさんかと思った(笑)すぐに注射と点滴。筋肉注射打ちますねって言われたとき、それは痛い注射ですねと言おうと思ったけど我慢した。その後、点滴するときに、腕が腫れすぎて血管が出てこないみたいで、上手な人じゃないと何度も刺されるなと思ったけど、一発で終わる。やっぱり余計なこと言わないで良かった。ここまでは前にも経験した流れで(その時は何だったか思い出せないけど)、まぁ、刺身で蕁麻疹だろうくらいに思ってたのだけど、先生の話を聞くと、もう少し先に進んでたみたいで、アナフラキシーではないかとのこと。何かアレルギーは無いのかと聞かれたのだけど、思い当たるものは当然無い。当面面倒だから調べないけど、有ったら嫌だなぁ。しばらく刺身は自重か…。
薬をもらって手続きをしてホテルに帰ったら4時だった(笑)
あれだね、旅先で病気になったら国内の場合はとにかく救急安心電話相談に電話すべき。今回、蕁麻疹の症状をネットで調べたけど全く役に立たなかった。危なく死ぬところだよ(苦笑)。
そう考えると、この先もう一人で海外なんて行くもんじやないのかもしれない。何かに当たったら死んじゃうかもしれないよ。あー、加齢による身体能力の低下だ。
いっそまた、体鍛えるか? その前に健康診断だな。