少し前、ムスメの誕生日に、いつもお世話になっている先生であり、先輩であり、時に仕事のパートナーの誠さんから、親10周年のお祝いで、ムスメの生まれ年のワインを頂戴した。

ムスメにではなく、親にプレゼントしてくださった理由と、その気持ちを先日、10年の時間ごとおいしくいただきました。
ありがとうございます。

ちょっと贅沢なチーズを買って、夕食後、ムスメを寝かしつけ、カミさんとワインを飲みながら色々と話しをした。
我が家の場合、ムスメが生まれた年に仕事の状況がかなりドラスティックに変わり、僕自身の考え方も大きく変わったと思う。というより、変わらざるを得なかった。

当時はよく外に食べに行ってた。ムスメも外食好きだったし、食べに行っていたお店も家族付き合いをしているくらいだった。
そのお店の幾つかはもうなくなってしまったな、とかそんな話もしながら。

この10年で僕はアイロン掛けが驚くほど上達し、カミさんは弁当をはじめ、料理が本当に上手くなった。
家では植物が青い葉を茂らせるようになったし、あまつさえ、ハーブも採れるようになった（笑）

子供が成長する時期に、親のお前の成長はどうでも良いって話があるのだけど、結果として親もやっぱり成長するのだと思う。まぁ、そこは目指すところではないっていうのは同意だけど。

でも、ムスメにこんなに関わりを持ちながら10年を過ごせたことは幸せだった。
そして、こうして振り返る機会を与えてくださった誠さん、本当にありがとうございます。
やっとお礼が書けました。