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関東は晴れていたけれど、東北に移動するにつれて、雲が増え、今はその隙間からほんの少し、白い地面が見えるくらいで、ほとんど雪雲に遮られて、今その上を飛んでいる。

昨日も書いたけど、大学一年の時、初めて飛行機に乗って海外に出かけた。
その後、その次の年も出かけるチャンスがあって、旅行に出かけた。
その後、社会人になってしばらくして九州に出張することがあった。
僕は、飛行機に乗っていろいろな場所を飛び回るような仕事をしたいと思っていた。

ようやく、行く場所が限られているけれど、毎月飛行機で飛び回る程度の仕事ができるようになってきた。

で、僕は何をしたいのだろう。
PCやネットワーク技術は、場所や時間の制約を殆ど克服できるくらい進歩していて、今では机の前だけでできる仕事が格段に増えてる。

それなのに飛行機に乗ってそこまで行くことは、どんな意味があるのか考えてみた。
多分、3つ。

一つは、仕事はまだバーチャルでは成立しないというのこと。
その場所でしかできない仕事はまだ沢山残っていて、それに携わる人とはコンタクトできても、実際の仕事の場には行かないと関われないことがある。

もう一つは、その仕事がなされている場所に行くと、より多くの情報が手に入ること。
僕は打ち合わせで移動するとき、かなり余計に時間を取って、その前後に街を歩いたり、写真を撮ったりするのが好きなのだけど、最近はウインドーショッピングをしたり、店を覗いたりするのも好きになってきた。
そうすると、そこでどんなものがどのように売られているかを知ることができて、その意図を考えるといろいろなことに思いを巡らせることができて、つまり、楽しいからなのだけど、そこで得た断片的な情報が意外と役に立つことが多い。
本当は泊まって夜飲むのが良いのだけれど。

最後に一番大事なことであり、多くはそのために行くのだと思うのだけど、やっぱり対面でないと分からない事が沢山あることと、会えば通じるようになることが本当に多いから。
結局、僕たちの世代はまだ、直接会うことで分かりあえる、あるいは、直接会わなければ分かりあえない世代なのかもしれない。
仕事はまだ、人とするもので、だからこそ、その仕事をする人達と直接会うことの価値は大きい。
特に仕事を始めるタイミングで会っておくことは、その後のオペレーションに大きな影響を与えると思う。
その人のために頑張ろうってお互いに思えるのとそうでないのとでは、仕事に対する気持ちが違って当然だと思う。

あと何年こういう時代が続くのか分からないけど…って書いてたら着陸態勢に。

低い雲の下は雪が降ってる。
当たり前かもしれないけど、空港も雪だらけ。

そういえばもう雪祭り始まってるんだった。
これから少しだけ見に行こうっと。
あ、仕事のためにも。

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