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一緒に考えるとはいえ、彼女の宿題なので、教えないように、でも本人の書きたいと思うことを引き出して、ちょっとずつ文章の組み立てを…って、難易度高過ぎ(笑)
まず、お題が難しい。「限界を超えるまでやるスポーツの是非について」って、そんなのまだちゃんとした練習をしたことのない小学生に書けるのかな、と思ってたけど、しっかり考えられるもので少し驚いた。
ムスメの論旨は「スポーツは楽しく」。持論の展開と事例と結論に分けて文章の構成を考えてた。しかも、電車に乗ってる40分くらいで骨子を固めて、もう大丈夫、後は書けるから、みたいに降りて行ったので結構自信もありそうだった。すごいなぁ。
可愛かったのは、事例を一緒に考えるとき。ムスメのイメージするスポーツはやっぱり走ることなので、初めて二人で練習したときのことを書いていた。荒川の河川敷にあったアンツーカグラウンドでスタートの仕方や中間走の練習をしたんだった。懐かしいなぁ。話したのは、あのとき、途中でお花摘みをしていたムスメを叱ったり、無理に止めさせて次に行ってたらってこと。もしそうしてたらどうだった?と尋ねると、きっともう嫌になって帰ってたと思うって。そうだよね。楽しそうだったもの(笑)
「楽しく」はどうして?と聞いたら、楽しくないと続かないからと即答。そうか、確かに小学生くらいの子供達は楽しくないと続かないよね。辛い練習もあるけど楽しいから続けられるんだよね。辛いことを乗り越えてこそ楽しみがある、のではなく、楽しいから辛いことも乗り越えられるんだな、と思って、ついこの間のアメリカンフットボールのニュースを思い出した。どこでどう変わっちゃうんだろう…
まぁ、その話は今はいいや。とにかく、にっこり笑って文章構成を書いたメモをランドセルにしまい、電車を降りていったムスメ。一時間目の国語の授業に間に合って良かったよ(笑)

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