20180705_思わず懐かしい場所を通り過ぎるとき
8ヶ月ぶりに、前に住んでいた場所の近くをバスに乗って通り過ぎてる。仕事のついでというか、まぁ、ついでに。まだ一年も経ってないのに少し懐かしく感じるのは、もう年をとった証拠か(苦笑)
偶然、仲が良かった近所の店の店長に会って、お互いの近況報告をしながらつい飲んじゃったのも、懐かしさに拍車をかけたのかも(苦笑)
でも、この懐かしいって気持ちは何なのだろう。喪失感を補うための緩衝材? でも、そんなには傷ついてないと思うんだよね。それとも単なるノスタルジー? いや、それほど時間は経ってない。でも何だか懐かしいと思ったんだよね。記憶って、あるいは、記憶と結びついている感情って時間軸に対して曖昧というか、ブレが多いのかな。
都内には何カ所かそういう懐かしい場所があるのだけれど、それほど長くそこに居たわけでもないのに、懐かしいって感じる場所もあれば、長く居たのに懐かしいって思わない所があるのは何故だろう?
やっぱり、懐かしいに時間は関係ないのか。
音楽を沢山聞いていた頃、音楽から想起される出来事も沢山あるから、ある曲を聞くと懐かしいって思うのと同じようなものかな。いや、でも、町歩きを沢山してるから、ではないな(笑)
やっぱりその場所に居た時の感情が影響するのかも。良いことだけでなく、大変だっり辛かったりした記憶も含めて、過去の自分にとってインパクトのあった感情が想起される場所を懐かしいと思うのかな。なんとなく今のところその節が有効な気がしてきた。
あ、バスが駅に着く。
またしばらくこのバスには乗らないけど、次に乗ったときもきっと懐かしいと思うのだろう。今日考えたことも思い出すかな。