昨日は、先日の投稿を読んで声をかけてくれた今谷さんと飲みながら色々な話をした。
乾杯はレンタルサイクル屋さんで飲んだ旅のはじまりのビールと、巻風ビール。
これから何かが始まって風が巻きあがっていく感じ（笑）
ビールで乾杯しようとしていると、今谷さんの部下の方が二人通りがかって立ち話。今谷さんと出会ったときのことなど。何となく10年以上前とか話したけど、良く考えたら18年前だった（驚）。そうかー、若かったなぁ。

その後、場所を移して古民家の居酒屋へ。あ、居酒屋じゃなくてカフェなのか（笑）
ここのお店は是非また来たい。美味しいのと面白いのが予想の遥か上を行ってる。マスター雷みたいな頭してるし（笑）

今谷さんとの話は、抽象度の高いものから、今そこにあるものまで幅広くてとても面白いし示唆に富んでいた。
例えば、日本を良くするために今、自分に何ができるのかという話。抽象度も難易度も高いけど、まずは自分を高める努力を続けることと、下を育てることじゃないかという方向に。
そういった意味で、今の日本には尊敬できる経営者がほとんどいないという話に展開。ゴーン氏は日本人じゃないけれど、彼のようなスタイルの経営者ばかりが日本に増えてきている。これ、いつからそうなったのだろう…そして、もう一方でダメな団塊の世代をなんとか排除できないかという話も（苦笑）。もう、根性じゃ仕事できないから。俺たちの時代はこうだった、の例も時代に追い越されてしまって説得力どころか再現性がないし。柔軟に形を変えられることこそがこれからの時代、武器になるはずなのに、単に良い時代を過ごしただけの疑似成功体験を元に今の時代の仕事と比べられても…ねぇ。
あと、面白い仕事（今やっている仕事）とはどういうものなのか、とか、なぜそれが、今できるようになったのかという話。リアルな経験と（知恵の）引き出しの関係は、研修でも使えそうなネタが満載だった。ドラえもんのポケットは急には作れないってことだな。
もうひとつ、今谷さんご自身の今後というか、直近の仕事について伺った。僕としては是非、今日のような今谷さんの知見を若い世代に広く共有できる機会を増やしてもらえたらと願うし、僕自身ももっと今谷さんの話を聞ける機会が増えたら嬉しいという話をしてお開きに。

これから先の10年で自分がしたいこと、できることは何なのかについて、ちょうど考えていたところだったので、こういう機会が続くことはとてもありがたかった。
早い時間からスタートして余裕で帰宅、も大人っぽい飲み会だった（笑）