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大学の先輩が二人揃って講演会(?)を開くので、当日券を買って参加。
テーマは障害について…だと思う。他にももう一つテーマがあったけど、僕は障害について考えるというテーマを聞きたいと思って。
急に今日行こうと決めたのだけど、そんな身軽に出かけるなんて、もう何年もしてないからちょっと新鮮だった。そして、場所は懐かしの渋谷。夜の渋谷なんて本当に来ないね。年単位で来てない。まして円山町なんて(笑)

地下鉄に乗るといきなり遅延で間に合わないかもと思いながら乗り込んだけど、なんとか間に合った。上海の時といい、諦めなければ案外時間内にたどり着けるのね。
そして、会場はお店だったよ(よく調べてなかった)。飲み食いせず帰るつもりだったのに、これじゃあ、少なくとも飲まないと帰れない。まぁ、飲んだけど。席は自由席で前の方しか空いてなかった。結構たくさん人が入っていて意外。ま、どこでも良いんだけど、せっかくだから一番前の席に座ってみた。

前半は今日の主役の先輩が今日のテーマである、やまゆり荘事件とその直後に先輩が書いた文章の話を軸に進行。人の多様性を理解するためには様々な面から相手を見ないと分からないと思った。例えば、直接的な会話はできなくても、パソコンやスマホなどのデバイスを通じて意思疎通ができる人。キーボードを通して会話はできるのに、会って話をしても会話が成立しない。でもそれは、意思疎通ができないわけではなくて、どのようにしたら意思疎通できるのかを伝えたい側が考えないといけないってこと(あ、障害を持った人と関わる時ね)。思考を続けることが大事っていうこととか、直視したくないことを特別扱いして棚上げする行為にどう向き合うか(自分の中の感情も含めて)などの話が興味深かった。
ヘイトスピーチの理論とか線を引く行為=スクラッチ(と言っていた)についても同様なのだけど、どこかで線を引いてそれ以上は考えない、受け入れないという姿勢(?)からは何の解決策も見いだせないことなど、課題は同じだ。全体的に人の想像力が弱まってる。

残念ながら最後までいられなかった。あー、都内に住んでいないっていうのはこういうことだよね(自嘲)、と思いながら帰宅。
できれば、その先の話も聞きたかったし、したかった。まぁ、そのうちどこかで話に行けばいいか。

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