20190612_前時代の箱モノの活かし方
合宿も無事終わり、というか、朝から都内で打ち合わせのため、一人早く出てるだけなんだけど。長い通勤(?)時間を利用して箱モノについて考えてみる。
だって、菱川師宣記念館の在り方があまりに酷かったから(苦笑)
まずは、その酷さについて
- 1. 人が居ない
- まず、当たり前だけど利用者がいないことが問題だと思う。こんな不便な場所に何でわざわざそんなものを作ったのか本当にこれを作ろうと決めたステークホルダー全員をマジ詰めしたい。というか、当時、どんなことを話し合ってたのか、バイネームで議事録を公開してもらいたい。
- 2.人が居ないのに何人も働いてる
- 何の工夫もしないのな。これ、民間だったらとっくに破綻ですよ。だって、昨日のお客さん、僕ら二人だけだと思うんだよね。売上1,000円。まぁ、仮に平日は5人、土曜日は100、日曜日は50人来たとしようか。
5×16×500=40,000円(平日)
100×4×500=200,000円(土曜日)
50×4×500=100,000円(日曜日)
はい。出ました。一ヶ月あたりの売上。
これでは余りに少ないから、倍だったとして68万円。
これ全部給料に回したとして、まぁ、一人でやらないと成り立たないよね。何でぱっと見3人がその施設に居るのか分からないよ… - 貧相な土産物
- いくら田舎の施設だからって、いまどき誰も買わないようなダサい、くだらないそんな土産物、よく作るね。売れてる?売れてないよね。写真撮ってくるべきだった。酷すぎる(嘲)
見つけた土産物の一例
・見返り美人Tシャツ(ど派手な黄色背景付きの見返り美人が真ん中にプリントされてる)
・見返り美人瓢箪(覗くと見返り美人が見える)
・見返りちゃん的なイミフキャラのクリアフォルダー(何がしたいのか謎)
誰に売りたいの?いまどき小学生もお土産に買わないよ。下らなすぎて笑えた(本当に笑っちゃった)
思い出しただけでもこれだけ。本当に何も考えてないのな。
せっかく展示物は面白いのに…
では、特別にワタクシが、そんなダメな箱の活かし方を考えてみましょう。
ダメな箱の活かし方(菱川師宣記念館御中)
- 写真OKをうたう
- 来た人に筆頭は写真を撮って沢山公開してもらうこと。そのためには撮ってもらいやすい工夫も必要。
先ずはセンスのない展示方法をすべて変える。ライトも工夫して、変な映り込みをしないような展示方法を。
ついでに沢山ある綴じ物系の資料もページがめくれるとか、もうひとひねり工夫すること。なんならさ、お土産にレプリカの草子モノ作れ。アマゾンで通販しろ。とか、そんな感じ。
来る人が少ないやらせめて話題になるようなことしなよ。 - 格安の簡易宿泊施設にすれば?
- もうさ、いっそうのこと、そこに泊まれるようにしたら?入館料500円で、素泊まり1500円とか(苦笑)
ついでにレンタルサイクル2台くらい置いとけばいいんしゃない?まぁ、どこにも行くところがないかもしれないけど。でも、美術館とか、博物館(?)に泊まれたりするのって好きな人いそうだよね。で、いつでも資料は見放題ですとかにすれば?何ならバックヤードの資料も見られます、とかさ。どうせ今はリピーターなんていないんだから、来た客を逃さない工夫を考えたらいいよ。 - 物販設備の拠点作戦
- どうしょうもないお土産なんか売るのをやめて、近所の人たちが作ってるものを集約してどこかに送れる拠点にしたら?バスが必ず止まるんだから、荷物積んでもらえばいいよ。空いてる席に(苦笑)あの巡回バスも乗客めちゃ少ないよね。大人数は予約制にして、普段はバンでいいんじゃない?あ、違う話題になっちゃうよ。
あと、くだらないお土産を作るのはやめて、集約される品物を送料抜きの割引とかで売ればいいんじゃない?人が来ないからそんなに売れるとは思わないけど。
取り敢えず3つ考えてみました。
まぁ、でも、人が来ないところにこんなの作っちゃったのが間違いだよね。その横の立派な公民館とかも。何やってんだろうね。頑張れ地方創生(虚)