20190727_良い店で良い飲み会
昨日は僕がバーテンをしていた時のお客さん、ヤザキさんと飲んできた。ヤザキさんは某外国産自動車の正規ディーラーでバリバリのトップ営業マンとして君臨し、ホームページにも名前が出るくらい偉い(偉かった)人で、すごいんだけど、全然偉ぶらず、常に上品で格好が良く、気さくでグルメな大先輩。いつも笑ってるって印象だな。
いつぶりだろう、数年ぶりに会ったヤザキさんは短髪で結構日焼けしてた。聞くと、シニアリーグ(しかも本気モード)の野球チームに所属していて、「今二部なんだけど、一部に上がるかもしれないんだよな」とかそういうレベルで野球をやってるから「髪の毛邪魔で切っちゃったんだよ」ってことらしかった。流石だ。今年?(昨年?)会社を退職されてから何をしているのかと思っていたら本気で遊んでた(笑)
退職後も色々なところからもう少し働きませんかと誘いがあったらしい(そりゃあるよね)のだけど、あなたはもう働かなくていいから家に居てくださいって奥様がそういうので働いてないんだよなって笑ってた。確かにヤザキさん現役の頃はあっち行ったりこっち行ったりでなかなか東京に居なかったなと思い出した。年賀状を出すと毎年住所が違うとかそんな感じ。
今回の趣向は神保町周辺でぶらぶら飲み。ただ、台風が来るとニュースが言うので、ぶら飲みになっちゃったけどね。
淡路町で待ち合わせをして一軒目はみますや。ここはきっとヤザキさんも気に入ってくれると思ったんだよね。昔からある居酒屋で、20人弱くらい座れる大卓が2つあって、予約なしだとそこに案内され、隣のお客さんと場所をうまくシェアしながら飲み食いするような店。柳川鍋や煮込み、とかベタな和食の惣菜を頼み、日本酒で乾杯。ヤザキさん料理が来たときに写真を撮らず、ちょっと食べてから思い出したように写真を撮ってる(笑)それ、来たときに撮らないんですかって聞いたら、いや、そう言われるんだけど、来たらまず食いたいじゃんっていうのがおかしかった。流石だ(笑)
二軒目はあてもなくふらふら神保町の方向へ。できるだけ細い道を通って(笑)道端の店を何軒か覗きながら、ワインを出してる立ち飲み屋に落ち着く。そんなに若い人が居ないそこそこ賑やかだけどうるさくなさそうな、かつ、満席じゃない良い雰囲気の店。そういえば、ヤザキさんうるさい店嫌いだったよね。客が出始める前の人の少ないカウンターに座って、いやー良い店だ、とか、もう皆帰っちゃった後の終電終わりに来て、今日も良い店だなとか(笑)
みますやも満席になったから出たようなもので、そろそろ潮時かとかそんな感じだったからね。そう、混んでる店に長居しないっていうのは僕も癖付いてるかな。あー、オオタケといい、ヤザキさんといい、はしご酒懐かしいな(笑)
そんなこんなで、二軒目。ワインは白じゃないと嫌だよというヤザキさんに付き合って…というより、暑い日は冷えた白が美味しいよね、って理由でだけどちょっとしたツマミを頼んで白ワインを飲みまくる。いや、これが、適度な値付けでちゃんと選ばれてるなっていうワインが次々出てくる。グラスで飲めるワイン何種類置いてるの?中でもアメリカのワイン、名前は覚えてないけど(苦笑)それがすごく美味しかった。香りと飲みはじめと飲み終わったときの印象がそれぞれ全然違うやつ。グラスが空くとすぐに気がついてくれて次のワインを持ってきてくれるタイミングも良かったし、ついつい一周回しちゃったね。つまみも美味しかった。ちょっとしたものが美味しいのは結構大事だね。老舗居酒屋からのつなぎではなく、一軒目にしても良かったかもってお店だった。そのほうがきっと人もさらに少なくて、もっと良い店だよ(笑)