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終戦記念日をムスメにどう伝えるか考えた。僕はこの日は日本が負けた日って思ってる。いつか見ておけって気持ちはあまりないけど、負けた日。
学生の頃、ドイツに行った時、ホフブロイハウスで相席になったドイツ人のおっちゃん達に、「お前ら次はイタ◯抜きでやるぞ。東からは任せたから西からは任せろ」みたいなまぁ、当時としては一般的なジョークみたいな話をされて、本当にそういう話をするんだなってぼんやり思ってピンとこなかったんだけど、その当時僕に話しかけてくれたおっちゃん達の年令になってくるとだんだん理解できるようになった気がする。
もちろん、平和は大事。過去の歴史において、非を認める部分は認めるべきかもしれない。けど、必要以上に自国の歴史を貶めたりするのは間違っていると思う。
それに、その当時、日本はどういう国を目指していたのかとか、あるいは、負けることが明らかになってもどうして是正できなかったのかとか、もっと言えば、この記事みたいなことはどうして起こったのかとか、そういうことも考える必要があると思う。当時の日本は軍が暴走してとても悪いことをしました。以上。みたいな思考停止は未来に何も残らない。
常々思うけど、総括の重要性みたいなことはないがしろにされるべきじゃないし、やるなら徹底してやるべき。
そういう過去の分析があればこそ、現代においても、中国の情勢を放っておいて良いのか、や、アメリカにただただ追従してるだけでいいのかといったことにも自分の考えで答えを出せるようになるはずだし、自分の意見に近い政治家を選ぶことができるようになるんじゃないかって思うんだよね。一人ひとりが。
僕が戦争という言葉で思い出すのは、広島の原爆ドームや平和記念資料館、靖国の遊就館と、この前行ってきた知覧特攻平和会館、万世特攻平和祈念館。どういう事があってその当時の人はどう生きたのかって想像だけではなかなか理解できないことを補ってもらえる資料を見ることはとても大事だと思う。
今日だけではなく、折に触れて考えることが大事だよね。
東京大空襲・戦災資料センターと平和祈念展示資料館かな。都内の他の施設も見に行こうと思った。

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