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心の整理をするために、アニサキスアレルギーについて僕が分かっていることを書いておくよ。

アニサキスが人の体に及ぼす影響には、アニサキスアレルギーアニサキス症っていうのがあって、これは全然違う(厳密にはそうともいい切れないけど、便宜上別ものってことで)症状ってこと。
アニサキスという言葉で一般的に(僕もアレルギーだと分かるまでは)連想されるのはアニサキス症だと思う。

アニサキスは海の魚介類(魚と海老は確実にいる)に寄生する線虫。Wikipediaの説明はこんな感じ
海の魚の消化器官には新鮮、新鮮じゃないを問わず、寄生虫が住んでいます。大きさや種類は勉強不足でわからないけど、大抵はこのアニサキスです。で、このアニサキス、普段は消化器官に居るだけなんだけど、時々身にも入り込んじゃうことがあります。特に、魚が死んで、温度が上昇すると消化器官から身(筋肉だね)に移動すると言われています。厳密には魚が生きている時でも移動するらしいです。
刺し身とかで魚の切り身と一緒に生きているアニサキスを食べてしまった場合、胃でアニサキスが活動すると死ぬほどの痛みに襲われるらしいけど(僕は未経験)それがアニサキス症。胃カメラでアニサキスを取り除いた(繰り返すけど僕は未経験)とかそういう話を聞いたことがある人も多いと思う。
アニサキス症の激痛は本当に大変なんだと思うんだけど、それで死ぬことはないはず。アニサキスアレルギーが怖いのはアナフィラキシーショックで死ぬかもしれないってこと。
アナフィラキシーショックといえば、僕が思い出すのはスズメバチに刺されて死亡とかのケース。スズメバチの毒が怖いのは痛いからだけじゃなくて、何度も刺されるとどこかのタイミングでアナフィラキシーショックを引き起こして然るべき処置をしないと死んでしまうってこと。症状があらわれてから心停止まで15分くらいって言われてるらしい。
蜂毒ほどではないにしても、僕が経験したアニサキスアレルギーのアナフィラキシーショックは結構ハードで、
・蕁麻疹が出る。背中から始まって顔含め全身に拡がる。
・口の中が腫れてきて、気道もせまくなったのかなかなか息が吸えなくなる。
>ここで救急車
・血圧が半分くらいになってた。
というステップで、ちょっと自分でも危ないかもって思った。
どんな状況だとそれが再現されるか分からないため、アレルゲンを避けるという方法しか対策がない。
当然、外食をする予定がある時にはエピペンを必ず持っていく。
中には魚の出汁にも反応が出る人がいるとのことで、居つ自分がそうなってもおかしくない状況なんだと理解してる。
完治に向けては、今のところアレルゲンを完全除去し、数値を0に戻してからの減感作療法しかない(詳しくは医療現場でも分かってないことのほうが多い)みたい。
今回数値がだいぶ上がったので、僕も減感作療法に取り組むしか無いなって考えてる。
酒アレルギーに比べたら僕にとってはそれでもマシな状況だけど、今まで以上にきちんと食べることと向き合う必要があるってことだよね。
まぁ、ちゃんと考えます。

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