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癌といってもステージによっては様々な未来があるし、これからは治る方向に向かってどんどん治療も進化していく。
というのは分かっているんだけど、立て続けに親しかった人が癌に罹患するというのを目の当たりにするとやっぱり色々と考えさせられる。
寛解を目指せる人、寛解は目指さない人それぞれこの先の人生と向き合って決断していると思うのだけど、そう、つまり、人生に使える時間は限られているって事実をいつも突きつけられる。
僕はこれから何をして、どう生きるんだろうと思ってしまう。
これまでの人生に不満があるわけじゃないけど、今の時点でやり残していると思うことはひどく沢山あって、しかも整理できていない。
それに、僕が死んだ後の家族のことについては何も考えられていない。
ま、僕の家族はその辺りの耐性というか、対応力が強そうなので心配することはないのだろうけど。
人はいつか死ぬってことと、僕は一度死にかけてるから今もこれからもおまけの人生ってことをつい忘れがち。
そうじゃなくて、やっぱ時間は限られていて、その時間は自分にはどうしようもないってところから、何に時間を使うかをきちんと考えるようにしたい。
したい、じゃなくてしよう。だね。
夜寝る前に今日で終わりかもって考えたり、朝起きたら今日一日で終わるならって考えたりということをやってみるかな。

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