先日、勢い余っていぐち歯科クリニックさんの三つ折りリーフレットを作ってみた。
印刷したらいろいろと改善したいことも見つかって、さすがにこういうのを一発で出せるようなプロのデザイナーは凄いんだなと感じつつ、こうしてみると、結構やればそれなりにできるものなのだなということも実感。やらせていただいて良かった。

で、こういうのを作らせてもらうと、資料とかもいろいろ見る関係で大変勉強になるのだけれど、今回一番の「へー！」は、低温プラズマ滅菌器。名前がとてもかっこいいプラズマとか滅菌とか…子供か（苦笑）
さて、聞いたこともなかったこの機械、何でも、プラズマの作用で菌類をDNAレベルで不活化する滅菌法で、しかも55度以下の温度でできるから高熱に耐えられないプラスチックの器具類にも使える優れもの、という説明がされていたのだけど（詳しくはこちら）、いぐち歯科ではあらゆる器具をこれで滅菌するのがこだわりとのこと。
歯科クリニックで使われるあらゆる器具はほぼ全て口に入る物だから、と言われて、あー、そうだよなと非常に納得した次第。

ここまでの技術の進歩も凄いけど、日進月歩のこうした設備を常に導入し続けていく努力は大変だろうなと思ったのと、そういう肝心なところを曖昧にしないというポリシーや、まあ、言ったらそれを続けられるくらい患者さんから支持されているということなんだなと感じた次第。
あ、もちろん我が家も大変お世話になってます。

競争の激しい業界で戦い続けていく人達はきっと、自分の仕事の何が大事かという、優先順位を自分で決めて、それをきちんと守り続けているのだと思う。口や文字ではいくらでも患者さん（お客さん）のためって言えるけど、それは当然で、では、どうやって大事にするんですか？ってことを自分達で定義できるかがキモだな。

振り返って自分の場合はどうかと考えたのだけど、まぁ、なかなかできてない。ようやくそういうことに気が付くようになって、これから作るところ。日々精進です。