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今回の研修、クライアントからのリクエストは研修内容についてだけでなく、受講者どうしのコミュニケーションを促進したいという講師としてはちょっと不安になるようなものが追加されていた。
同期同士のコミュニケーションができてないようなので、ケアをお願いしますって、もうみんな2年目くらいだったような気がするんですけど…
大丈夫かなと思っていたら、なんてことはない、至って普通だった。
じゃあなぜ、コミュニケーションできてないと思っていたかってことなんだけど、これ、僕らおじさんたちが若い子たちのコミュニケーション手法についていけてないだけなんじゃないかと(焦)
これまで僕らは会社で働いているときに、職場というその場所でのコミュニケーションを重要視してきた。
まぁ、離れた職場の人たちとコミュニケーションをとる手段があまりなかったからね。メールくらいまでだとわざわざそれを書いてまで、あるいはわざわざ電話をかけてまで話すことはあまりないって感じだったんじゃないか。
なので、閉じられた職場ないで、まぁ、せいぜい10人くらいの人たちとうまく折り合いをつけるっていうのが職場のコミュニケーションだったんじゃないかな。
それが、いまじゃLINEみたいなチャットツールが溢れていて、簡単に繋がれるから、職場に縛られないコミュニケーションが本当に簡単に気楽に取れるわけで、そうしたらそれを使うよね。
まして、会社はリモートとかで職場にでなくても仕事できる日が増えてたりするワケで。
結局、職場でのコミュニケーションしか経験のない僕たちおじさんは、その場所だけでコミュニケーションの量を測るから、全然できてないって思っちゃうんじゃないかね。
つまり、もうこれまでのコミュニケーションスタイルは古くなっちゃったってこと。
リモートネイティブの世代は対面や電話やメールなんて使わないんじゃないかね。
なんとも考えさせられる、勉強になった研修でした。
受講者の皆様ありがとうございます。

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