サーフィンをするときに大事なことは、波だとばかり思ってた。
もちろん、波は大事で、何度も何度もチャンスが来るような波はきっと気がはやるのだと思う。だって下手な僕でもそうだから（苦笑）
だけど、もっと大事なのはボードの相性だと思った。どんなにすごいボードでも技術的に乗れないボードはただの板と一緒だ。
この前、すごく相性の良いボードを借りて乗ることができたのだけど、いきなり最初から立てるのね。びっくり。波ももちろん良かったけど、何度も何度もちゃんと立ち上がって楽しむことができるボードに初めて乗った。
つまり、チャンスは多いほうが良いけれど、そのチャンスをモノにできるツールや相棒を用意して、きちんと環境を整えないと自分のイメージする成果は得られないってことだ。
今日は波が良いから海行きましょうって、自分が乗れないボードをかついで行ったらいつまで経っても乗れないと思った。だって、あの時はボードが滑り出す感覚が確かに分かったんだよね。それから立ち上がるタイミングもボードが教えてくれるというか、そう、このタイミングで立ち上がると良いんだっていうのが分かった気がしたんだよね。サーフィンを始めてから初めて（笑）何度も波に乗ってボードに立ち上がって岸まで楽しむことができたんだ。
つまり僕が劇的に上手くならなくても、ちゃんとした道具を使えばそれなりに上手くできるってことが分かったわけ。本当に道具とか相棒は大事って教訓。
あ、今思い出したけど、カメラもそんな感じだったな。僕の技術より、カメラの技術の進化が素晴らしすぎて、カメラを変えたら何だか急に良い写真が撮れるようになるとか（苦笑）