20190421_本屋のセレンディピティについて
ムスメの外出に合わせて見送りがてら、カミさんと一緒に都内まで出かけてきた。
色々なことのついでに、東京駅の丸善に行く。東京駅は八重洲ブックセンターが一番好きなのだけど、大手町側でムスメの帰りを待つっていう都合上、丸善に。まぁ、丸善も結構好き。特に平積みが(笑)関係ないけど、池袋のジュンク堂にもよく行くんだけど、どうしてだろう、本の数はかなり多いと思うけど、東京のこの2つの本屋よりワクワクしないんだよね…棚とかの好みの問題か。
さて、今回はカミさんがムスメに買ってあげたい本があるとかで、自分たちの本は封印するってことにして本を探したのだけど、やっぱり色々目についちゃうね。面白そうな本が。目的の本がある場合、amazonは本当に便利なサービスだと思うし、実際やめられないんだけど、こうして本屋に来ると、色々な感性が刺激されて思わぬ本と出会うことがある。
今日も何冊か書いたくなっちゃう本が見つかって困った。取り敢えず、少しだけ立ち読みして書名をメモして帰ってきたけど、後ろ髪を引かれてしまう。
実際僕は本屋のセレンディピティを楽しんでる。もっといえば、図書館でもそれはあったりする。探している本の店に行く途中にも面白そうな本はたくさんあるので、一度にかなりの量を借りてしまったり(苦笑)流石に本を買う場合は、そんな贅沢はできないのだけど。
これは、ネットでは難しいよね。レコメンドもなかなか出来ないんじゃないかな。興味分野の深掘りはあっても、セレンディピティは難しいと思う。そもそも、何の脈絡もなく、今買った本とは全く関係ないものをいきなり機械的に進められてもなかなか購買意欲はそそられないしね。
そういう意味では、本屋には勝算がまだあると思うし、AIに取って代わることが出来ないのは、人に本を勧める仕事だったりするんじゃないのかな。
といいつつ、帰りに買いたかった本のキンドルバージョンをポチってしまったことは、カミさんには内緒ってことで。