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20160625_「それでもドキュメンタリーは嘘をつく」感想

それでもドキュメンタリーは嘘をつく 森 達也著 角川文庫 「僕は嘘つきだ。映像も。そしてこの文章も」 音楽とは関係ないけど、再び作曲家の友人からの推薦。 大学時代、何の番組か知らないけれど(当時僕はあまりテレビを見ていなかった)、僕の所属していたサークルもどきが取材された時のことを思い出した。 ディレクター...

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20160624_「やっと自虐史観のアホらしさに気づいた日本人」感想

やっと自虐史観のアホらしさに気づいた日本人 ケント・ギルバート著 PHP研究所 読み終わってやっぱり思ったのだが、この本の題名、もう少し何か捻れなかったのか。 煽りを入れるにしてもベタな感じがして、そこだけが非常に残念だった。 本文の内容は文句なく良かった。全面的に同意できるかどうかは別に、しっかりしたエビ...

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20160616_「コンサルタントの「質問力」」感想

コンサルタントの「質問力」 野口 吉昭著  PHPビジネス新書 教育関係の展示会でもらった本。ちゃんと出版されてるのに太っ腹。ありがとうございます。 コンサルタントの、と書かれているけど、質問することにフォーカスしたコミュニケーションて、何にでも使えるスキルではないかと思う。 本質を突く質問をするには、聴く...

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20160609_「ゼロ秒思考」感想

ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング 赤羽 雄二著 ダイヤモンド社 古くからのブログ友達(笑)から勧められた本。 なんと、プレゼントしてくれた。ありがとうございます! 直前に読んでいたのは10秒で行動するための本だったので、「今度は0秒かよ!」ってツッコミを入れつつ読み始める。 実は、少し前...

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20160606_「結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる」感想

結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる 藤由 達藏著 青春出版社 妻が選んで買ってきた本。 こういうすぐやる系の本は大抵書いてあることが同じように感じるのはその類いの本をそれほど読んでないからなのか、それとも、そういうものなのか、僕には分からないけど、これまで読んだ本の良いとこ取り、格好良く言い換えるなら...

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20160603_「小澤征爾さんと、音楽について話をする」感想

小澤征爾さんと、音楽について話をする 小澤征爾×村上春樹 新潮文庫 「僕くらいの歳になってもね、やはり変わるんです。それもね、実際の経験を通して変わっていきます」 この本の中で一番共感した一文。 この一文を見つけた時は、本当に嬉しかった。僕の中でクラシック音楽の一番身近な体現者は、時々お手伝いをさせていただ...

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20160527_「シラノ・ド・ベルジュラック」感想

シラノ・ド・ベルジュラック エドモン・ロスタン作/辰野 隆、鈴木 信太郎訳 岩波文庫 上海行きの飛行機で読もうと思って、本棚から引っ張りだして持って行った。 多分、20年ぶりくらいに読む。 この本を勧めてくれたのは、今は無くなってしまったが、学生の頃から通っていた古いバーのカウンターで知り合った雑誌記者のお...

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20160524_「アルケミスト」感想

アルケミスト―夢を旅した少年 パウロ・コエーリョ著/山川 紘矢、山川 亜希子訳 角川文庫―角川文庫ソフィア 何か別な本を探している途中、レコメンドで表示された本。 暗示的な話。こういう種類の本で大事にしているものに、リチャード・バックのイリュージョンがあるのだけど、この本も大事な本の一冊に追加しようと思う。...

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20160519_「2週間で人生を取り戻す!勝間式汚部屋脱出プログラム」感想

2週間で人生を取り戻す! 勝間式汚部屋脱出プログラム 勝間 和代著 文藝春秋 勝間さんの本を読むのは初めて。 超一流は、なぜ、デスクがキレイなのか? を実際にやってみているところなので、説明は合理的に感じられるし、自分の片付けマニュアルに取り込むと良さそうなところは沢山発見できた。 そして、カツマー(死語か...

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20160517_「若き世代に語る日中戦争」感想

若き世代に語る日中戦争 (文春新書) 伊藤 桂一著 大学生になったばかりの頃、広島について(あるいは第二次世界大戦について)文章を書かなければならないことがあったこと、その時に求められた文章のオチがたまらなく嫌で、見せかけの反省や嘘の謝罪よりも事実を、と書いて顰蹙を買ったことを思い出した。 でも、その当時か...

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20160515_「超一流は、なぜ、デスクがキレイなのか?」感想

超一流は、なぜ、デスクがキレイなのか? 千田 琢哉著 総合法令出版 難しことは書いてないし、文章量も決して多くなく、読みやすいのに、こんなに苦しい読書はどれくらい振りか覚えていない。 いや、本当に、読むのは簡単なんだけど、いちいちグサグサ刺さってくる本の中身をきちんと受け止めようという覚悟で読まないと流し読...

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20160513_「IT立国アルメニア」感想

IT立国アルメニア 中東・コーカサスに輝くシリコンバレー 牧本 次生著 東京図書出版 これまた謎の国アルメニア。 本はアルメニア大使館に行った時に同国のグラント・ポゴシャン特命全権大使閣下に頂いた。 取り敢えずこれを読んで勉強しろ、という意味だと思ったのだが、読んでみると非常に面白かった。 国の成り立ち、現...

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20160508_「謎の独立国家ソマリランド」感想

謎の独立国家ソマリランド そして海賊国家プントランドと戦国南部ソマリア 高野秀行著 本の雑誌社 軽い気持ちで読んでみようとしたのが間違いで、手元に届いた本は500ページを超える内容だった(笑) 連休の余剰時間、移動時間をフルに使って一週間気合を入れて読んだ。 何がきっかけで読んでみようと思ったのか、メールを...