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ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング
赤羽 雄二著 ダイヤモンド社

古くからのブログ友達(笑)から勧められた本。
なんと、プレゼントしてくれた。ありがとうございます!
直前に読んでいたのは10秒で行動するための本だったので、「今度は0秒かよ!」ってツッコミを入れつつ読み始める。

実は、少し前に僕のfacebookのタイムラインにも、賛否共に幾つか感想がシェアされてたりしてたのだけど、その時は読んでみようと思わかなった。理由は思い出せないけれど、自分の考えていることを言語化して整理することにまだ興味がなかったからではないかと思う。

このところ、拙いながら文章を書くようになって、自分の考えを言語化する際に効率が良さそうな、あるいは簡単に取り掛かれそうな方法を探すようになったので、このタイミングでこの本を読めたのはラッキーだった。

「0秒」については、急にそんなことにはならなくて、普段から思考を整理できていれば0秒、瞬間的に行動に移すことができるようになりますよ、そのために一つのテーマを1分間でまとめられるように練習を積んで行きましょう、そしていつかそれが練習ではなく常にそのスピードで思考を言語ができるようになります、というメソッドだった。

これ、否定的に感想を書いていた人たちはどうしてそう思ったのだろう。簡単すぎる的な感想が多かったように思うのだけど、やってみたのか、読んだだけなのか、そのあたりが非常に気になった。

僕の場合には冒頭の一文に集約されるのだけど、「思考は言葉によってなされる」がストライクだった。
これって本当に大事なことだと思う。簡単なことだけど、ひとことでいうと、このメソッドを実践する理由は、これじゃないでしょうか。
あとは、頭は鍛えられるということ。これについては、これまで読んだ本の中にも同じことが沢山書いてあったが、正しい方法で使えば、使った分だけ頭は鍛えることができるというのは僕も同意。様々な局面で実感させられてので全く異論はない。
それ以外にも気づきを得られる箇所は幾つもあると思うんだけど、「それ知ってるよ」で飛ばしてしまうのは勿体無いんじゃないかなぁ。

面白かったのは、デスクワークに対する生産性についての言及。それから、メモを裏紙でじゃんじゃん書くために裏紙の作り方(済みません、ちょっとふざけすぎ)。情報収集と合わせてメモを書きためていくというのは参考になりました。メールやネットで読んだだけで分かった気になって終わりにするのは確かに勿体無い。

その他には、メモ取りの応用法、メモの整理の仕方が役立った。

それと、これも最も大切なことの一つだけれど、とにかくある一定の期間はやってみること。やってみないと分からない。そして、その人が得られる結果は、その人の行動の集積。
やらない人は、結果何も得られない。やってみれば、やり方が自分に合っていたらラッキーだし、合っていなければ、それ以上やらなくて良いという結果が得られるわけだから、やったほうが良いよね、と思うわけです。
一日10分だしね。

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