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無駄な時も沢山あるけど、これはうまく行く、と確信できる仕事の始まりは、やっぱり面と向かって話ができた時のはずだ。
その場の空気を共有し、お互いの気持ちと考えを出し切って話ができた時。
変かもしれないのだけど、そういう時、僕は話していて鳥肌が立つことがある。剰りにわくわくすると、話ながら首筋の毛が逆立つような気がするのだ。
勿論、そんな簡単に成功する仕事はないし、そんなことは分かってるのだけど、鳥肌が立つくらいの思いでスタートする仕事の方が、形になる確率は高い。
今回は一つは楽勝の打ち合わせ、もう一つは気が進まない打合せだった。
でも、どちらも会う前の気持ちとは違って、楽勝だと思っていた打合せは鳥肌が立つくらい話が広がり、もう一つの打ち合わせも、もしかしたらその前の打ち合わせとうまく繋がれば、何か形になるかもしれないなと思える程度にまとまった。
まとまってみると不思議で、あとは、やることを整理して走り出すだけ。
文化を変えるところまで行けなくても、変わっていく文化に一つくらい爪痕を残す、ようなことを、やっぱりしたいよなと思った上海の夜でした。
短いけど今日はおしまい。

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