20180531_自動運転を待つのは諦めた
今日は僕が社会人になってすぐにOJTを担当してくれた、いわば最初に出会ったジェダイだった小屋さんと食事。小屋さんが最近会社を変えたので、近況伺いといったところ。
相変わらず若々しく(もちろん年は取った)、チャラチャラしていた(少しは落ち着いた)けれど、話は抜群に面白かった。
今はシンクタンクで政策提言をしていると言っていたけれどそこから始まる色々な話はなるほどと思うことも、それはそうなったら困るでしょ、ということも沢山聞いたのだけど、どれも非常に興味をそそられる、楽しい話だった。
やっぱり国政の真ん中で仕事をしてる人たちはいろいろ考えてるね。あと、シンクタンクって面白いね。
いくつかの希望的な話に混じって、残念な話も同じかそれ以上あって、いちいち理屈が通っているので歯がゆいのだけど、今日一番残念な情報は、自動運転は僕が生きている間に実現しそうにない、だった。
もちろん、限定的に、例えば高速道路に専用車線を設けて実用化は近い将来起こりうるけれど、一般道は無理とのこと。理由は歩行者だって。歩行者が想定外の動きをして引かれることが容易に想像できるうちはないってさ。
まぁ、確かに、今住んでる地域も適当な場所でむちゃな横断をしている老人、そう、老人がとても多い。何年かに一度、人が亡くなるような事故が起きているらしいのだけど、そりゃ無理だよね。あれは轢かれても仕方ないくらい。
そんな状況ではメーカーも保険屋もやりたがらないよね。んー。そりゃ無理そう。じゃあ一般道を改修して自動運転車道を作れば良さそうなものだけど、これから人がますます少なくなるし、つまり財源も確実に経るのになぜ作るのか、と考えると作らないよね、となってしまう。
諸外国もまぁそれほど事情は変わらないはずで、世界中で自動運転が完全に実用化されることは、まぁ、僕が生きている間はほぼ無さそう(涙)
その場の結論としては、唯一実現できそうな国があるとしたら、それは中国だけってことだった(笑)
ただ、高速道路で運転自動化が実現できれば、物流は変えられるね…んー、本当に残念(苦笑)