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昨日は少し頑張りすぎたけど、だんだん楽しくなってきた。
3つ目のテーマは…
アントレプレナーとイントレプレナーの差異について
んー、僕にできる話は、アントレプレナーなんて格好良さげなものではなく、どちらかというと自腹でやるか働いている会社のお金で事業を起こすかって観点の方が近いかな。
昨日の続きだけど、大阪営業所を作ったり、大手のキャリアさんとジョイントベンチャー作ったりしたときのことなんかはイントレプレナーの話だよね。
企業内起業の場合、非常に分かりやすいメリットはお金(笑)会社がお金を出してくれて事業に取り組めるのは本当に大きい。しかも個人では中々出せない金額を使ってチャレンジできるからね。億円単位の事業を個人で起こすのは、まぁ、普通ではなかなか経験できない。それに、個人で事業を起こすってことは、当たり前だけど自分の給料も自分で稼がないといけないので、出ていくお金はすべて自腹で、稼いだお金は会社のお金って感じになっちゃう。最初、余裕のあるうちはいいけど、安定するまではけっこう大変だった(いや、実は本当に大変だった!)
あとは、ブランド。これも大きい。だって、ある程度の規模で新規事業に取り組めるくらいの会社はそれなりの組織なはずで、その組織の名のもとに取り組む新規事業と、会社を離れて何も実績のない個人が起こす新規事業とでは扱われ方も違うよね。これ、辞める前に気がついてればもっと色々とできることがあったのになぁ、って思った(笑)まぁ、今はそんなふうに考えることも稀だけど。しかし、独立してすぐの頃はつくづく会社の名前で仕事してたんだなって思い知らされた。もう笑い話だけど、退職しますってメールを100件近く送ったのに20件も返信来なかったんじゃないかな。ま、そんなもんじゃないかとは思っていたけど、本当にそんなもんだった(笑)
じゃあ、そんな思いまでして何故起業したかと言われたら、自由に時間を使いたかったから。今になってみればそれだって会社にいながらできたかもしれないけど。
じゃあ、さらに、そんな思いまでして何故今も自分でやっているかというと、仕事の内容を自分で決められるから、かな。やりたいことが見えてきたからっていうのもあるかもしれないけど、組織にいたときには気が付かなかったし、やると思っていなかった仕事ができたから、そういう何か新しいことを探すには自分の分だけ稼げば良いっていう仕事の仕方も有りかなと考えているからかもしれない。
時々、企業内起業って良かったなって思う。これは、先に書いた辞める前に気がつけば…と似てるけどちょっとニュアンスが違っていて、周りを巻き込んで事業ができる規模感が全く違うし、達成感を多くの人と共有できるのは企業内起業のとても良い面ではないかと感じるからかもしれない。やっぱりより多くの人の役に立つ事業に取り組めるっていうのが最大のメリットかな。
ただ、書いていて気がついたけど、改めて、個人で起業して働くという僕自身のメリットは何かっていうと、僕の嗜好に合っているってことなんじゃないかな。僕は新しく始める事業に強く惹かれるのだけど、事業が立ち上がって運営フェーズに移行したらなんというか、それまでの気持ちが続かなくなっちゃうんじゃないかって気がする。だから今のように新しい事業があるからちょっと手伝ってって立ち上げ屋的な仕事のスタイルが結構好きなのかも。あー、後ろ向きな理由じゃなく独立しているメリットを思い付けて良かった。

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