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先月から撮りっぱなしにしていたカタノくんの蒸留所の映像がさっきできた。なかなか構想が固まらなかったっていうのもあるけど、まとめて作業する時間がとれないとやっぱり決まるものも決まらないって感じ。
これは、映像と静止画の違いもあるなって思った。なかなか途中でやめられない。写真だと取り敢えずこの一枚を編集するっていう連続性の必要はあっても、ここからここまでのシーンを編集、とはかかる(かける)時間が変わるよね。当たり前だけど。
今回は素材が結構あったので1分半弱の長さで作ってみた。というより、気がつくと1分半かかってたって感じ(笑)一通り繋げてからちょっとつずつシーンを摘んだり重ねたりしてその長さになんとか収まった。いや、冗長なものを整理していくのは苦しい。冗長と分かっていても
音楽がやっぱり一番難しかった。当たり前だけど映像ぴったりの長さの曲は無いので上手く繋ぐ努力をするんだけど、ちょうど切れ目になってもらいたいところでキリの良いタイミングが来なくて苦戦。最後は無理やり曲の再生時間を伸ばして調整するという(苦笑)でも、面白かった。
映像編集は静止画のように一瞬を切り取る作業ではなく、数秒間の連続する短いシーンを重ねていく作業だ。と思う。だから、その瞬間にすべてを詰め込んで気合でシャッターを押すというより、こうしたいという意図をより明確にしてそれに近づくように、素材となる映像を撮り貯めていくという作業という印象。そしてそれは編集することが前提で、視点の移動も必要な移動と不要な移動があったりとやり始めると色々と気づくことが多い。
良かったのは僕は写真を撮ることからスタートしたことかなと思ってる。あと、サイトを作ったりしてきたことも役に立ってる。皆同じことなのだけど、つまり、その表現はなんのためにするものなのかってことを考えて取り掛かるのが大事ってこと。表現には須らく意図が込められるべき。なかなか伝わらないとしても。だ。
あと、映像編集を習ったときに聞いたのは、引きと寄りを交互にってこと。これ、研修のときにアイディアの発想法として最初に解説されるのと同じだ(笑)人の思考に合いやすいんだろうね。単一視点からだけだと飽きちゃうし広がりが感じられないんだろうな。こういう時系列で構成を考えられる(考える必要がある)映像の作り方が楽しいかも。
ただ、これ、本格的に取り組むにはやっぱり機材が欲しくなるね。少なくともPCは…ってまた同じ話題だ(苦笑)

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