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この前、ちょっと美味しいをマーマレード売りましょうという相談を受けて色々と話をした後、サンプルで実際の商品をもらってきたので試食。
結構酸味が強くて、さっぱりしてるのと苦味が少なくて、マーマレード苦手そうにも受け入れてもらいやすいんじゃないかって感じたのだけど、いかんせん、見た目と伝わり難さが…映像研には手を出すな(アニメ)の金森氏にご登場願うべき、くらいの事案。毎回思うんだけど(別にディスってるわけじゃなくて)良いものを作ると売れる的な幻想は捨てたほうが良い。あと、購買層を設定してそこに合わせていくらくらいなら買ってもらえるのか的な値付けは止めたほうが良い。って言わなかったけど…お仕事もらったら言うかな。

そもそもいくら良いものを作っても、味わってもらう(体験してもらう)までは売れないでしょ。世界の片隅でこんない良いものを作った!って叫んでも誰にも届かない。
で、そのためには様々なブランディング施策が必須。もっというと、宣伝も含めて商品を知ってもらい、購買意欲を高めてもらうことが必要だよね。食べ物ならどういうものをどのようにして作って、それが買ってくれる人にとってどんなに良いもの(人それぞれ価値観が違うからターゲットを決めたりもしないとだよね)なのか、きちんと定義して、プレゼンしないと…
それでね、これらのことをやるには製造計画と販売計画と宣伝計画が必要なはずなんだけど、大抵みんな手段の話をしたがる。それ、一番最後だから。今回も聞かれなかったから話してないけど、本当はそっちのほうが大事だと僕は思うよ。売り切れ商法とか、長い目で見ると効果は疑問。

そして値付ね。良いものを作ったらそれなりの値段がするっていうことを、もっと生産者も主張すべき。それが値付でしょ。なぜ、これくらいなら買ってもらえるかもしれないってところを最初に設定するかね。それでは続かないよね。で、これも製造計画と販売…ry

いずれにしても本質を考える前に手段をあれこれ吟味するのは愚策で、そんな簡単にみんな買ってくれないと思うのです。もらって帰った美味しいサンプルを食べながらこんなこと考えるのも

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