20200616_Zoomで研修するメリットとデメリットについて
会を重ねるごとにZoom研修も気がつくことが増えて、メリットも沢山分かってきた。
ちなみにデメリットは、やっぱり細かいケアが出来ないこと。あと、人数が多すぎて進捗のバランスが把握できないこととか。かなぁ。
けど、使える機能が分かってくるに従って、コミュニケーションはグループ単位であれば結構細かいところまで確認できるんだなってことが分かった。ブレイクアウトセッションに個別で入れることとか、挙手、拍手、いいね、アンケート的なちょっとした機能でリアクションをもらうことが出来るとか。
ただ、こうした機能で補足できるメリットは全体としてはごく一部で、一番のメリットはチャットじゃないかって気がする。質問がかなり増えるし、的確というか、良い質問が増えると思う。全体にチャットではないところもミソなんだけど、個別チャットでこういうのは間違いでしょうか、とか、こういうときにはどうすればいいでしょうとか、それ、全体で共有して回答したほうが良いよねって質問がかなり上がってくる。
そうね、Zoom研修の場合は、コミュニケーションスタイルが変わるってところを押さえるのが大事だね。コミュニケーションが減るとか増えるとかじゃなくて、やり方が変わるってやってみるまで考えてなかった。というより、実感できなかったかな。
もう一つ大きなメリットして、自制、内省する力がつくって事があると思った。これどこかで書いたっけ?全体としてはつながってるんだけど、画面のこちら側にいるのは一人ひとり個別の受講者なわけで、作業その他はほぼ一人でこなさなきゃならない。で、ある程度の成果も求められるので(課題は毎回発表の時間があるため)手を抜かずに一人で考える(嫌かどうかは別にして)って行為を延々と続けないといけない。でも、見てた感じ100人くらいまでなら一人も手を抜く人がいなかったっていうのを見られたのは大きな収穫だった。
最後に受講生が話していたメリットであー、これだっていうのを。
それは、「こうしてオンラインでやるのはちょっとさみしいけど、オンラインの一斉研修でなければ、グループミーティングでこんなに沢山の配属先が異なる人達と話せなかったと思うので、これはこれでとても楽しかったし意義があった」ってコメント。バラバラな場所にいるってことが関係なくなる世界は直ぐ側まで来てるのかもって思った。
んー。コロナ禍の僕の一番の成果はこれをリアルに感じられたことだね。