ムスメが修学旅行中なので大人は久しぶりに心おきなく外で飲み食いしようとなって、店を探したのだけど…無い。ほとんどない。まぁ、あそこなら行こうかという店も今日は休み。
行ったことのないお店って、行くには（しかも雨の中）距離のハードルも上がるよね、と思ったのだけと、まぁ、それでも出かけるところが酒飲みの矜持か（ダメ）
駅前に一軒だけある、いつも歩いて帰るときに入ってみようか悩む店。ちょうど開く時間だと思うんだけど、まだ準備中になってた。ドアを開けて、やってる？と聞くと、今開けるところでした、と。
カミさんを呼んで中に入ると、入口でカミさんがヌマ？とマスターに話しかけてる。なんと、20年近く前の、カミさん友達の結婚式の二次会で、同じテーブルだったヌマちゃんだった（笑）。向こうもこっちも思い出して、おー！って開いたばかりの居酒屋で三人して盛り上がる。異様なテンションのままかなり飲んだ。
そういうこともあるんだね。人の巡り合わせは面白い。こういうことがあると、色々と考えさせられるね。
人の出会いは会うべくして会っているのだと考えてたこともあったのだけど、なんというか、川や海なんかと同じで、流れがあって、たまたま会うんじゃないかと思うことが増えてきた。だから、出会いに固執するのではなく、大切にするけど、その流れに任せるというか、人と別れる度に喪失感や罪悪感を感じる必要はないんじゃないかと考え始めてる。
その場限りかと思えば、こうして久しぶりに会うこともあるし、久しぶりに会うと、それこそ、今の中井くんみたいに、単に子供の頃からの友達だけでなく、次のステップに進んで一層濃い関係を作って行くこともあると思うし。
大事にするけど、頻度には固執しない、かな。なんだ、寂しがりの寂しくならない対策か（苦笑）。
とにかく、思ってもみなかった再会というのは良いね。多分ヌマちゃんの店の客単平均の倍くらい飲んで（飲み過ぎ）上機嫌で帰りましたとさ。