20180618_父の思い出
昨日の文章を書いていて父のことについてちょっと考えてみた。
父は東北の出身で、高校卒業後、集団就職で上京し、夜学(まぁ、今はそういう学部も少なくなったよね)に通いながら働いていた。多分27歳くらいで同い年の母と結婚して、28の時に僕が生まれているはず。
一番小さい頃の家族の思い出は、妹が生まれたときのこと。父の会社帰りに二人で病院に行き、暗い廊下(恐らく父の仕事帰りで夜間)を抜けて、明るい新生児室から妹を見せてもらったというシーン。
誰の顔もはっきりしてないんだけど、暗い廊下と明るい新生児室のコントラストははっきりイメージできる。
でも、その後の父のイメージはだいぶ曖昧。5歳くらいの時に妹と朝ご飯をふざけて食べてて、朝からめちゃくちゃ怒られたことかな。本人もよく言ってたけど、家に居なかったからかな。あと、野球の好きな父はキャッチボールの苦手な僕と何をしたら良いか分からなかったんじゃないかと思ってる。
小学校に入ってからは、朝マラソンにつき合わされたり、水泳教室につれてってもらったりと体を動かすことを一緒にしてくれた。ただ勉強は完全に放棄で、テストの点にしか興味がなさそうだった。
そこから先は大分思い出せることも増えてきたけど、長くなるから割愛(笑)
反抗期のころから大人になってしばらく続いたわだかまりも、有ることをきっかけになくなり、それなりに仲が良い家族になったと思う。大人になって仕事を始めてから聞く父の話はなかなか面白いことが分かったし、色々と仕事の相談(主に考え方だけど)もできて助かる。
今になってだけれど、多分父は子供にどう接したら良いか分からなかったのだろうなと思う。それを取り戻すように今僕や僕の家族に接してくれてるのだろう。
最近はあんなに好きだった酒をちゃんと止められたり、健康的な暮らしを邁進中な父。
ムスメが結婚するくらいまで元気でいてほしい。
まだ、父の日の連絡はしてないんだけどね(苦笑)