人は（大人も子供も）自分で決めたこと以外続けられない。分かっているけど言いがち。
我が家ではここ数年、ムスメに勉強しろ行ったことがない。はず…もしかしたら僕は言われて育ったから言ったことはあるかもしれない。でも、ムスメが5年生になって、彼女が中学受験をすると決めてからは言ってないと思う。
一つはカミさんに教えてもらったから。課題の分離。ムスメの勉強に関わることは、自分の課題ではなく、彼女の課題だから。彼女の立てた目標は彼女自身がやろうと思って取り組まないと達成できないから。親がそうしろと言ったことをただやっているだけでは、ただ誰かに言われた通りにするってこと以外何も身につかないと理解できたから（自分の子供時代を振り返ると尚更）。
もう一つは、今は言わなくても彼女が自分で考えて自分のやるべきことをやってるのが分かるから。
ムスメが何故自分でやるようになったのかは、これもカミさんの関わり方だと思うけど、将来実現したい夢とそのために今するべき事や、今の目標を達成するために踏むべきステップを本人に考えさせることができたからだと思う。
カミさんには、教育の仕事を手伝ってもらうためにコーチングの資格をとってもらった。まだその資格を存分に発揮してもらうような仕事を取れてないけど（苦笑）、我々家族には本当に良い影響をもたらしてくれている。
コーチング的な関わりが全てではないけれど、自分で考えられるように子供を導いてやることができれば、子供は自分で育とうとする。実現したい夢を言葉にし、そのための目標を自分で考え出せるようになる。ムスメはそれがうまくはまったようだった。僕なんて自分で考える力をつけられるようになるまでに50年近くかかったのに羨ましい限り（苦笑）
で、ちっとも直らないけど今一貫して言い続けてるのは「早く寝ろ」（苦笑）沢山言い過ぎと言われるくらい。やっぱり言われてやることにはほとんど効果が見られない（ダメ）