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ムスメの受験が終わって何がほっとしたかというと、これで送り迎えの役目が終わるってこと(苦笑)
ムスメが受験した学校は三校と少なく、それは、滑り止めという考え方での受験はやめてもらいたいと僕が言ったからなのだけど、終わってみればムスメは、自分が行きたいと思ったところはどこも一回で通った。
すごいなと思ったのだけど、同時に自分たちも含めた親の関わりはとても大事だと実感したのでうまくいったと僕が思う関わり方を3つ書き出しておく。

1.受験をするのはムスメだと親同士がきちんと考えを共有したこと
カミさんがコーチングをやってくれてるおかげで、課題の分離(その課題は誰のものか)を早くから意識できていたのは大きいと思う。目の前で勉強をしてようがしてまいが、それは娘の問題だと考えて過干渉にならなかったのは良かった。

2.塾に対する考え方がブレなかったこと
ムスメの通っていた塾は、規模の小さな塾だったけど、ムスメがそれこそ2歳くらいから通っている学習教室なので彼女の性格や考え方の癖のようなものをよく把握していてくれて、彼女に合わせた年間計画を立て、それに沿って家族共々進めてもらえたので勉強の進捗はほぼお任せだったし、できないところがあったとき、ムスメと一緒に悩むことはしたけど、上手く説明できないことなどは、塾で聞いてきてお父さんに教えて、で済ませてた。規模ではなく、子供達の性格を考慮した個別のアプローチを最大のメリットと考えて、教え方は塾のやり方を軸にしていたのが良かった。

3.とにかくムスメを信じたこと
初めて受験用の模擬テストを受けた時、ムスメの成績は良くも悪くもなかった。希望していた学校の合格予想は20%未満だったけど、第二志望は60%くらい、第三志望は80%だった。取り敢えずどこにも行けないという状況ではなかったし、自分でやりたいと決めて始めたことなのでとにかく本人の意思を尊重していることだけをキチンと伝えて、勉強のペースなどには口を出さなかった。唯一、早く寝ろ、は言い続けたけど(苦笑)

自分の時を考えると信じられないくらい、ムスメは立派だった。自分で決めた一日の目標を各日にこなしていたし、日にちが経つに連れて成績は確実に上がっていたようだった。まぁ、ちゃんとやれば上がるように塾が予定を組んでくれているわけだけど。
ムスメに限って言えば、勉強しろなんて言っても無駄だったと思うね。勉強は言われて嫌々するものではないし、それでは身につかないから。実際、勉強のペースができてからの彼女は、勉強が楽しいと言っていた。そう、分かるって楽しいよね、と、大人になってから気がついた父親としては間に合ってよかったと喜んで良いのか、30年近くも先を行かれて悲しむべきか悩ましいところ(笑)

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