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研修中に出た話題で、合わない上司とどうするかというお悩みがあったので、僕なりに考えてみた。前提条件は、この場合の上司、ハラスメントとは無縁で、自分よりも有能という、まぁ、普通の上司が想定ってところね。それ以外のケースは除外。
まず、上司と合わないというのはどういうことか、仕事の指示が適当とか、言い方に棘があるとか、すぐ怒るとか、自分のことを棚に上げて要求が厳しいとか、まぁ、いろいろいろいろあると思うのだけど、殆どが感情的な問題に収束すると思う。苦手とか、嫌いとか、ウマが合わない etc…表現の仕方は沢山あるし、その原因も様々だと思うのだけど、もう本当に耐えられない!となってしまう前に、早めの対処法ってことで。

1.仕事にフォーカス
自分の仕事を自分の責任において成し遂げるという気持ちを持つと、マイナス要因が合った時に乗り越えやすい。人を変えるのは難しいけど自分を変えるのは比較的簡単だからね。例えば、上司から仕事上の意見を言われた時、責められたと感じるか、改善点を教えてもらったと感じるか、とか。自分の仕事の質を上げるために材料を探そうと思ったら、ポジティブな材料だけじゃなくネガティブなもでのもそれがあるなら活かしたいよね。
仕事の質にこだわることで、相手に対して感情的にならないのは自分の気持ちと立場を守る武器になる。

2.言われていることの真意を確かめる
余計な感情は極力排除して大事なことだけ聞き取るようにすることも役に立つ。1にもつながるけど、事実は一つだけ。いろいろな面(視点)があるし、その表現も人それぞれ違うから、すぐに理解できるようにするのはなかなか大変だけど、本当に相手が言いたいことは何なのかを冷静に、丁寧に聞くことで、余計な感情に振り回されることが防げる。恐らく普段はそんなに大したことは言ってなくて、素直に上司の言葉から自分の役に立つ情報を抽出して感謝の気持ちを示せれば、大抵のことは乗り越えられると思うよ。

3.相手を良く観察する
何故そういうコミュニケーションになっているのか。どこが共感できなくて、どういうことなら理解できるかとか。好きになる必要はないけど、相手に興味を持てるようにならないと理解できるポイントが見つけにくくなってしまうので、観察は大事。動物の観察とかと同じだよ。動物の観察をするのに個々の個体に感情移入しないでしょ?感情移入しなくてもちゃんと観察できるわけで、でも、観察をしているうちにもしかしたら良い感情も持てるようになるかもしれないし、とにかく、細かく観察することは結構役に立つ。

こっちが苦手な気持ちは伝わってる。こっちが苦手ならあっちも苦手と思ってる。大人だから言わないけど(笑)その関係を変えるために、自分の関わり方を変えてみるというのは手じゃないかと思う。「もう嫌!」とか、「ダメだ!」ってなる前「んー、ちょっとマズイかも?」ってタイミングでやるのが良いかな。
あと、大事なことは、自分の仕事は全て自分の責任でやる、という気持ちかな。そのために上司を上手く使う、くらいに思えると良い。まぁ、気の合う上司にめぐりあうほうが難しいと思うので、常に心の準備をしておけたら安心かもね。頑張って。

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