20200428_ポストコロナ社会で就職ってそんなに大事か?
別にこうしろってことじゃなく、まぁ、頭の体操だけど、コロナ禍が落ち着いた状況になってから、働き方がどう変わるかってことが色んな所で議論されているけど、そんな高尚な話じゃなくて、素朴な疑問というか、そんな呟きを。
例えば、今回オンラインで仕事ができちゃうことが分かっちゃって、それについていけない残念な人達はホワイト仕事から追い出されるんじゃないかって言う人がいるんだけど、どう考えてもそれは、それ以前からそのポジションでは働けないのにホワイト従事者の振りができてただけだって気づかれるって話にしか聞こえないんだよね。
けど、ホワイトカラーってそんなに偉い?あるいはみんなで目指すべき職種?
僕なんて自分で自分の仕事は決めてるけど、ブルーもホワイトもなく、自分ができることは全部自分でやっちゃいたいくらいなんだけど。
で、最近多い残念ニュースの中に、コロナの影響で会社の収益が悪化して不安とか、アルバイトが無くなって生活が不安とかが増えているのだけど、人が足りない職場は沢山あって、ただお手軽な働き先はあまりないですねってだけな気がするんだよね。
例えば、僕の知り合いだけでも農家や漁師、養豚場や酒蔵、あと建設関係の会社も、条件さえ合う人がいればいつでも来てもらいたいって会社がいくつもある。だからきっと探せばいくらでも働く場所はあるんじゃないかって気がするんだけどどうなんだろう?
あと、特定の会社に属して厳しい環境を我慢するくらいなら複数の会社に属して自分に合わせた働き方をって人達が出てきたりしないかね。
自分のことでいうと、いろいろな現場で働くのは仕事をする上で非常に役に立つことが多いよ。コンサルや研修のネタになりそうなアイディアの多くは漁師や農家の友人達に教わったことだったりするし、建設会社の友人からは様々な会社と協業しながら自社の経営をするヒントをいくつももらってる。
そう考えると、一つの会社にとどまっていた頃とは全く違う視点をいくつも持って仕事ができていて僕は今の働き方は自分にあっていていいと思ってる。
大学生も大変だとは思うけど、いっそ9月まで大学が休校になれば、比較的長期で働かせてくれて、住み込みなんかもできる第一次産業に関わってみるとか良いんじゃないかな。勉強にもなるし。これから就職する人たちも就職難にどう向き合ってるかみたいな話ではなく、是非、自由な働き方が出来るかどうかという視点で仕事を探すっていうのも選択肢に含んで取り組めると良いと思うよ。
そもそも仕事ってなんのためにするのかってちゃんと考えるべき。昔みたいにいい会社に入って、出世して、バラ色の未来なんてもう来ないから(笑)働く環境は自分で選ぶって決めて会社に自分を合わせるのではなく自分に合う会社や働き方を選択できる世の中になると良いなと。まぁ、オヤジの戯言だけど。