20180918_正しい食の文化を日本人に(2)
昨日から続く。
その後、旨味成分からステーキ、つまり牛肉の話に。
詳しくは書けないんだけど、牛の肉は雌牛が美味しいってことになっているので、雄牛はいろいろとアレな感じになるのだけど、アレな感じの雄牛を育てる方法が国によって若干異なる。そして、あー、何ということでしょう。僕はこれからアメリカ産の牛を食べるときはそういう牛だって思って食べることに決めた。まぁ、この先食べないってのは難しそうだけど、少なくとも二十歳になるまで娘には食べてもらいたくないかな。
こうした話をいろいろな例え、そう、肉話しのときは江戸時代にあった、ももんじ屋なんかの話をしながら説明してくれる。そもそも肉はどんなときに食べていたものかとか。
その他にも面白かったのは、卵の大きさと美味しさの違いとなぜそうなのかという理由。そしてそれを見せかける方法(悲)について。
それから、子供は出汁が出ない(苦笑)というか、んー、美味しくなるのは人間も同じでいろいろな経験をしてからですよという話。
聞けばJeffさん、食品の取扱だけでなく、こうしたことをまとめて講演もしているとか。
「正しい食文化を日本人に伝える」ってことをテーマにして日々お仕事をされているとのこと。でもそれは押し付けではなく、少しでも食に興味を持つ人達が、そういう正しさを選べる人になってもいたいってことなのかなと思いながら聞いてきた。
名古屋の時間が迫ってきて、勿体ない感じで切り上げてきてしまったのだけど、次のチャンスがあったら、もっと時間を取って来るようにしたい。名残惜しかった。
そして、密かに期待しているのはJeffさんのこうした有益な話が、有料でもいいので、むしろ有料でちゃんと人を分けて公開されること。何かお手伝いできることがあれば是非!…って最後のこれは売り込みか(笑)