ある意味当たり前のことだし、損得の話ではないので普通にやるべきなのだけど、良い話だったので備忘ってことで。
2年くらい前に仕事を一緒にした人からカミさんが連絡をもらって、仕事を手伝ってくれないかとお願いされたらしい。
当時、彼女が仕事をしていた先は、ちょっと変わった社長さんで、人の定着率が非常に低い会社だった。コンサルタントの仕事を依頼されていた僕が、3ヶ月限定で働いてくれる事務のスタッフを探したいと相談されてカミさんを紹介した。同じ時期にその社長さんから業務委託を受けていたのが今回声をかけてくれたYさん。
働き始めるとやはりかなり変わった職場で、カミさんは直接何かされたわけではなかったけど、これは定着しないなという状況だったらしい。ただ、そういう状況の中で先が見えてる根が真面目なカミさんはいろいろと課題を片付けてぱぱっと退職したのだけど、その働きぶりを見込んでのことだったらしい。
今回の話をもらったカミさんと、どんな環境でも仕事は真面目にべき、という話と、そうやって見ている人は見ているねという話をしたのだけど、本当に、自分の仕事は一所懸命やっておいたほうが良いと思う。誰のためにするんじゃなくて自分のためにするんだよね、仕事。
明らかに時間潰してるだけっていう仕事とか、まぁ、取り敢えずやっときゃ良いんでしょ的な仕事は誰のためにもならない、つまり、自分のためにもならない。いや、自分のためにならない仕事が人の役に立つはずないからね。