20200519_小学低学年向け:たった2時間の練習で走るのが劇的に早くなるメニュー(中編)
昨日の続きから
【お断り】
繰り返しになりますが、このメニューは僕が高校の頃に陸上部で教わった走り方がベースなので、もう数十年前のメニューだってこと。
それと、僕は体育の専門家ではないので、あくまでもムスメが早くなった方法ということで。正しさの証明はご容赦。
ということで中編のはじまりはじまり。
3. 手の振り見直し
・肘を直角よりも少し曲げて振り上げる(力を入れて曲げないけど、直角以上に腕が開くと早く振れない)
・手の平は力を抜いてグーじゃなくてふにゃっとパー
・振り上げた腕は腰の骨をかするようにして振る:パーにした手で腰の骨をこするイメージ(本当にこすらなくていい)
最初はゆっくり、徐々にスピードを上げてできるだけ早く振るような練習。楽しくなりすぎて形が壊れないように注意すること。
4. 姿勢の練習
4-1. 頭の先から上に引っ張られている感覚で真っすぐ立ってみる(かかとを1ミリくらい浮かせる気持ちで)。
楽しくやるにはしゃがんだ姿勢からどんどん上に引っ張られるようにして徐々に立ち上がってつま先立ちになるような遊びでもOK。かかとを上げるとフラフラしてしまうので、戻すこと。
4-2. ぴんと立つことができたら、4-1の姿勢のまま歩く。腰を高く。腕は意識せずに。
4-3. 腰の高い姿勢で歩けるようになったら(すぐ飽きるので、飽きる前に)、4-1姿勢から、ゆっくり前に傾けて、耐えられなくなったら足を出す練習。
4-4. 4-3を何回か練習したら、足を出した時にそのまま少し走ってみる。
最初は体が傾いてから走り出す境目がぎくしゃくしててぎこちなくても、何度かやるとそれなりに自然に動作ができる様になる(子供はすごい)。
4-5. 4-4の姿勢からつま先から親指の付け根あたりで接地する感じで軽く20mくらい走る(腰を高く保ち、腕の振りもつける)。
ここで一旦休憩。大人は次の準備(ガムテープ貼り※)。ムスメはお花摘みなど(笑)
※歩幅矯正はガムテープをメジャーで計って張り付けていく作業。40cm間隔で10枚貼る。
5. 足の付き方
5-1. まずは足を着く場所を変えずに、その場でしっかりと足を振り上げ、上から地面を踏むのを意識してもも上げ、というか、もも下げ。
5-2. 次に、休憩中に貼ったガムテープを目印に、テンポ良くもも上げ10回(拍手で調子を取ってあげると良い。結構楽しそうだった)。
足が接地している時間を少なくするのが目的だが、意識しすぎて姿勢が崩れてしまう場合は、姿勢を重視。3~5回繰り返す。