BLOG

ブログ

今、社内ベンチャー系のセミナーでフリーセッションを企画しているのだけど、全部で5つのテーマについて話しをしようと思ってる。
ので、これから5日間、それぞれのテーマについて考えをまとめておく。っていう宿題(笑)
お題だけで進めるよりももう少し引っかかりみたいなものがあればと思ってね。白紙は無理だけど白地図ぐらいあれば、なんとかなるんじゃないかって(笑)
まずは、1つ目のテーマ
変化に対応するということ
当たり前なんだけど、最初に立てた計画通りに進む事業なんてものは無い。これは無いって言い切る自信があるね。まぁ、ごく少数そういう事例もあるかもしれないとは思うけど、新規事業が事業として成り立つにはその場、その局面に合わせた調整あってこそだと思う。
では、どうしたら臨機応変に調整ができるようになるのかってことだけど、何だろう?
一つは違和感を感じる力を持つことかもしれない。これ、何か違うかも?って感じる力はあった方がいい。これは悪いことだけじゃなくて良いことも含めて。違和感は感じてもそれを意識するのってたいてい悪い方側だけなんだと思うね。良いことってそのまま流しがち。もしかしたらその兆候を掴んでおけば早期により良い方向へ舵を切れるかもしれないのに。因みに厄介なのは舵は切ってもすぐ曲がらないから。少しずつ、けど近い将来には確実に別な方向に向かうためにはできるだけ早く潮の流れを見極めて思い切って舵を切ることじゃないかと。その基になるのが感じる力。かな。できれば、セットでその違和感を言語化する力もあると良いね。まぁ、チームでことに当たる場合は、自分が言語化できなくても誰かがしてくれるか。
もう一つは柔軟に発想や視点を変える力かな。これまでのやり方に拘泥せず、違和感を感じたら短時間で修正なり対応策を発想できること。他の人から意見をもらったときに素直に受け止められるってこともここに入るね。これが結構大事なことで、視点を変えるというのは自分で変えるだけじゃないってこと。例えば、反対意見、事業の明るい未来とは違う視点が得られた(せっかくわざわざ言ってもらったかもしれない)のに、感情的に受け売れることを拒んでしまうとその発想は埋もれて、あるいはなかったことにしてしまう可能性がある。そこから本当に大事な未来を作ることができるかもしれないのに…ということで、柔軟さは大事。何でも感謝して受け止めなくていいけど、嫌だなっていう感情に流されて、事実や情報を見なかったことにするのはあまりにもったいない。そう、人は往々にして、自分の見たいものしか見ないからね。
三つ目は、そもそも準備をしておくこと(笑)というと身も蓋もないけど、最初からプランBやプランCを準備しておくことはやっぱり大事だと思うよ。ミッション・インポッシブルでイーサン・ハントがいつも生きて帰ってこられるのはプランA以外のモデルを考えてるからじゃないの? あー、映画の主役だからではなく。時間軸、或いは到達分岐ごとにプランB以降を発動できるようにしておくことは事業の生存率も飛躍的に高めるはず。余談だけど、プランBの話でいつも思い出すのは、以前ジェダイマスターのタケバヤシさんから聞いた、潜水艦を百隻沈めとくって話。沈める範囲も深度もバラバラに、いつでも浮上できる体制で何年も沈めておくのだと言ってた。で、ここ!ってときに一気に浮上させるんだって。これ良いよね。面だけではなく深度も時間もだよ。
ということで、変化時対応するために必要だと思う3つのことでした。

関連記事一覧