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少し前の話題だけれど、ノーベル医学・生理学賞を受賞した本庶佑・京大名誉教授の研究モットーが、この「何か知りたいという好奇心」だそう。
権威を前に思考停止することなく、自分の頭で考えて、納得できるまでやること。研究に限らず、全て目の前で起こる出来事について、いつもこんなふうに考えられたら良いのにと思った。中々難しい。
権威に対する向き合いには強く有りたいと思うけど、伝統とか、歴史とか、弱いなぁ。あ、そうなの?って納得してしまいがち。何故そうなっているのか?そうなった経緯やメリットなんかを知ることでもっと深く、楽しく物事を考えられるようになるのではないかと思った。

また、子どもたちへのメッセージの中で、研究者になるにあたって大事なのは「知りたい」と思うこと。「不思議だな」と思う心を大切にすること。教科書に書いてあることを信じないこと。常に疑いを持って「本当はどうなっているのだろう」と考えること。自分の目でものを見て、納得するまで諦めない、ということも言っていた。これも同じ。考えるのをやめて言われたとおりにやることはある意味とても楽だし、安心できる。みんなと同じだから。
まぁ、そういうことではないかもしれないけど、自分で見て考える、は大事だよね、大人も。
娘と話していて感じるのは彼女の視点の新鮮なこと。子供は皆そうなのかもしれないけれど、物事の捉え方が本当に、驚くほど新鮮で勉強になる。うん。学ばせてくれてありがとう。お父さんも頑張る。ってくらい。
そういう意味ではムスメ順調。研究者になるかどうかは別にして、今後が楽しみ。

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